裸でバスタブのふちに座らせられた。
シャワーの湯気の中、先生がボディーソープを手の平に取る。
「脚、開いて」
眼鏡を外した先生の顔。色っぽくも、少し可愛くも見える。
もじもじとなかなか開けずにいると「早く」と乳首を甘噛みされた。
「んっ……」
「もう乳首勃たせて、やらしいですね」
ゆっくり開く脚の真ん中にヌルヌルのままのボディソープを塗りつけられた。
先生の指の感触がエロティックで、ゾクゾクとお腹の下が疼いてくる。
塗り終わるとあたしの脚をMに開かせた。
向こう側のバスタブのふちに両手をついて、不安定な恥ずかしい姿。
自分の太ももの間に先生の意地悪な顔が見えて、思わず横を向いた。
「動かないで下さいね」
手入れらしい手入れをした事もないのにT字のカミソリが黒い軟毛を容赦なく剃り落としていった。
隠れていた割れ目が正面からでも見えて、顔がかぁっと熱くなる。大人の女の子の体には似合わなくて、卑猥。
「その恥ずかしそうな顔、たまりませんね」
「……」
「恥ずかしいって言えないくらい恥ずかしい?」
ただ俯いて、ますます顔が熱く火照るのを感じた。
無意識に唇の内側を少し噛んで、その羞恥に耐えているあたし。先生はきっと嬉しそうに見てるんだと声色でわかる。
「きれいにしなきゃいけませんね」
そう言うとシャワーの温度を手のひらで確かめてから、あたしの無防備なそこにお湯を当てた。
「あっ……!だめ、あ……ん、いや……っ」
「ん?感じてるんですか?流してるだけなのに」
「だって……ひっ……!ああっ!」
クリトリスを下から上に撫でるように水圧がかかる。温かいお湯のいくつもの線があたしの秘部を刺激する。
指でも舌でもオモチャでもない、新しい感覚に焦ってしまう。声を抑える余裕なんて少しもなかった。
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