◎ 会話文まとめ
2015/08/26
Eccentric collar!の短め会話文まとめ
青
「あー…セミうるせぇ…毎日毎日ミンミンミンミンミンミンと……」
水色
「仕方がないでしょう夏なんですから、彼らも必死なんですよ」
青
「わかってる、俺だってあいつらが子孫を残すために鳴いてんのはわかってる…でもうるせぇっ!!」
水色
「理解した上でそうやって騒いでいるんですか…はあ…」
青
「露骨にため息をつくな!理解してるからってガマンできるうるささじゃねーだろあいつら!!」
水色
「声が大きすぎますよ、ボリュームを下げてください」
青
「あっ、悪ぃ…」
水色
「セミが鳴くのは夏だけですが、青くんは年がら年中意味もなくうるさいので僕はセミより君のほうが嫌です」
青
「セミよりも嫌!?」
水色
「はい、嫌です」
青
「今年の夏一番傷ついた台詞だわ……泣きそうっ……」
◆◆◆◆◆
青
「夏休みの宿題、自由研究あるじゃん」
秋斗
「あるけど」
青
「お前何やった?」
秋斗
「なんか家にあるもんでできる科学実験みたいなやつ」
青
「ベッタベタだなー」
秋斗
「ベタでもやればいいだろ」
青
「ちなみに俺は…」
秋斗
「別に興味無い」
青
「うるさい!お前が興味あるか無いかなんて関係ないんだよ、俺が話したいから話すんだよ!聞け!
秋斗
(めんどくさ…)
青
「俺は「何故、夏に女性は開放的になるのか」を研究したぜ☆」
秋斗
「……へぇ(こいつ新学期早々クラスから浮くんだな…)」
◆◆◆◆◆
拓海
「女の子ってさ、なんか面倒そうだよね」
ジョーヌ
「急にどうしたんですか?」
拓海
「たまにクラスの子たちの会話が聞こえるんだけど…会話のほとんどが同調、共感を目的にしてる感じがあってさぁ…」
ジョーヌ
「一人が肯定をすれば周りも肯定をする、一人が否定をすれば周りも否定をする…確かによく見ますね」
拓海
「反対の意見言った子が次の日にグループからいなかったりとかするとゾッとするよ…」
◆◆◆◆◆
男子生徒A
「拓海ちゃん!今日も可愛いねっ!」
男子生徒B
「朝から拓海ちゃん見れるなんて幸せだなぁ…」
拓海
「あはは…ありがと……」
ジョーヌ
「今日も大人気ですね」
拓海
「一部の男子からだけどね…しかも女子扱いだし」
ジョーヌ
「やはり複雑ですか」
拓海
「嫌われてるよりは好かれてるほうが嬉しいけど、男として正しいのかってなるんだよねぇ…はあ……」
ジョーヌ
「男性として正しい姿なんて、人によって考えが違いますからあまり気にしないで大丈夫ですよ」
拓海
「うん、ありがと…でも女子扱いされるっていうのは確実に違うと思う………」
◆◆◆◆◆
銀河
「読書感想文って、マンガじゃダメか?」
金蔵
「うん、駄目だよ。…っていうか銀河まだ終わってなかったの?」
銀河
「自由研究と算数1ページなら進めたぜ!」
金蔵
「夏休みもうあと1週間もないのにそれだけしかやってないんだ…あと算数じゃなくて数学だからね?」
銀河
「マンガはダメかー…じゃあ雑誌は?サッカー雑誌とか!」
金蔵
「それも駄目だよ…小説とかじゃなくちゃ」
銀河
「小説とかオレ持ってねぇよ」
金蔵
「だろうね…。図書館とかで借りるといいよ」
銀河
「図書館か…行くのいつぶりかな…
金蔵
「そういえば、僕も最近行ってないなぁ」
銀河
「金蔵、いい本探すの手伝ってくんね?」
金蔵
「へ?あぁ、うん…いいよ」
銀河
「簡単なやつあるといいな〜」
金蔵
(銀河でも簡単に読める小説なんて存在するのかなぁ…)
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