「まぁ、そういうわけでオレも旅に同行させて貰うぜ。」

「新しい仲間が増えて嬉しいわ!もちろん仲間としてね……」
「ゼシカ……うん、まぁ良かったじゃん!」

ゼシカの「どうしてこんなことに」っていう顔。
そんなこと気にせずに口説きにかかるククール。

「ゼシカ、これからオレは片時も離れず君を守る。君だけを守る騎士になる。」
「はいはい。ありがとうございますー。」

うっ……私もいちお女なのに。なんか悲しいんですけど。

「あ、それとお前、りなだっけ?お前は……かわいいけど守る必要がないな」
「どーいうこと?」
「強すぎなんだよ、りなは。」

うぅ……否定はできない。
寧ろみんなを守ってあげるくらい強くなりたいし。


「改めて……僕はエイト。よろしく。」

「アッシはヤンガス」

「ククールだ。よろしくな」

「じゃ……行こか」
「うん!」

なんかエイトが元気ない気がする。
どうしたんだろ?あとで聞こっと。


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