「何事だっ!?」 事態を察した騎士団の人たちが続々とやって来た。 「院長の命をねらうとは……このっバチ当たりが!」 「ちがうでげすって!アッシらは…」 「言い訳は聞かん!」 カチャリと剣に手をかける音が響く。 エイトたちが疑いをかけられてるってこと!? ドルマゲスはどこに……。 「おぉ!マルチェロじゃな。」 「ご無事でしたか、院長。」 オディロ院長の声と……マルチェロ? 「待つのだ。その者方は怪しい者ではない。何かの間違いではないのか?」 「……ですが、こんな夜更けにここに来るなんて、何か特別な理由があるにちがいありません。それははっきり聞きます。」 「よろしい。」 「さぁ、行きましょうか。」 「待って、まだりなが……」 「私どもで手当しますから。心配しないでください。」 ページ: 目次 TOP |