侵蝕





笑い、泣いて、嫉妬、憎しみ、多忙なお仕事。
年中無休で、これって過労じゃないですか?
もうくたびれた。沈んで、沈んで、死んで。

世界で一番おっきなキャンパスに
何描こうって、不安になっちゃう
僕はちょっとキチガイかもしれない。

取り敢えず、負で盛って、お洒落して
黒で染めて、白で塗り潰し、あれ、真っ青だ。
六畳半の小さな箱で、体育座り、嗚呼嗚咽。

顔面蒼白グラデーション、世界は今日も一色に。

窓辺に凍てる月灯りの下、
止めどない雨はいつ病むの?
醜悪な神様は答えない。
僕は今日も腐った海で酸欠です。

(( メルトダウン ))

吐かれるのみ、届く前に落ちて消える
空気のような存在確立です。

愛って何だか解りますか?
愛しいって想えるそんな存在。

摩天楼と同化する夜空に
悪戯な星達、かき集め、

そう「染んでくれ。」

ひび割れた僕の心が泣いてるよ、
恥ずかしいから絆創膏で照れ隠し。

誰もが知ってるそんな世界構築は
僕には狭くて苦しい、反吐が出るから、
「ブルーに染めて。」



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