1-3
「えっと…その…」
ピンクのおさげをしたその人物は顔をみるみる赤くさせ
ロードライトを振りほどこうとする…
が、現役の剣士に叶うはずもなく逆にもっと締め付けられる
「あの…ロードライトさん…?離してくれません?」
「ちぇーっ…君もジャンヌもツレないんだから…」
そう言ってピンクの髪のを離す
そして次は頬にキスをする
「ッ…!?///」
「んじゃ、あたしはコレで…昨日から寝てないので寝てきますわ」
そう言って嵐のように去ってゆく
「…///」
「き、霧野…?その…、大丈夫か?色々と」
「…あぁ…」
そう言いながらキスをされた頬を触る
"
温かい"
触れた部分がほんのりと熱を持ち自然と"温かい"と言う言葉が頭を過る
「…って俺は変態か…」
「?どうした?」
「いや…、なんでも…」
「…ッ……」
ここはロードライトの部屋
彼女は部屋に入ると同時に右手の壁にもたれる
そしてずるずると下がっていき壁にもたれて座る形になる
「…あたしに…話しかけるな…」
"
ロードライト…助けて…"
「あたしに…」
"
ロードライト……お願い…"
「
話しかけるなッッ!!!!!!!」
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