これは決して恋ではない。*@♂




※抹本受







嗜虐心を擽られるというか。オドオドとするところを見ればもっとオドオドさせたくなるしむしろ泣かせたいって思う。だからこいつの薬をわざと捨ててしまったり、壊してしまったりとしてしまうわけで。
その度に、怒る抹本を睨みで押さえつけて今度は恐怖で泣かせるのが面白くて。性格はどちらというと暗いのにそれと反して明るい緑の目からこぼれる涙が綺麗で、それでいてその涙を流す抹本が可愛らしく思えてしまって。

ただ傷つけるのはプライドが厭だという。
けれど、抹本の心を泣かせる為に傷つけるのは―――最高に良い。


「やめて・・・やめてやめてっ・・・!」

ボロボロと泣き続ける抹本。手の平から二の腕にかけてナイフで床に縫いとどめた為にこいつの腕は真っ赤に染まってる。それがなおさら俺の興奮を強くする。

外套を剥ぎ、軍服のボタンをはずし、シャツのボタンをもはずしていけばあまり筋肉のついていないむしろ痩せた皮膚が空気にさらされる。

「ひょろいな」
「なんでこんなことっ・・・!やめてったら、お願いだからやめてっ!」
「終わったらな」

首筋に噛みつく。震えてるのがわかる。それがまた楽しくて仕方ない。
鎖骨を撫で、ふくらみのない胸を撫で、そのまま下に降りる手はズボンの中身へと。ひと際抹本の懇願の叫びが強くなる。やめて。やめて。泣きながらヤメテ、と泣き叫ぶ様子は実に可愛くて、やっぱり嗜虐心をそそられる。

恐怖で萎れている抹本の性器に触れる。先端に触れて撫でる。

「っ・・・!やめ!つかさ、ヤメテ!やだよ!俺っ・・・、俺!」
「少しかたくなった」
「っ・・・!や、」

擦る度に震え、固くなっていく性器。泣きながら顔を赤くさせる抹本はきっと羞恥を感じてるんだろう。そして恐怖の中で、少しの快楽を感じている事になおさら感じているんだろう。
硬くなっていく性器。先走りの液が出てきて俺の手に絡み滑りをよくする。嫌だ嫌だ言いながら感じてるじゃん。そう笑えば嗚咽を溢してまた泣く。
ズボンを脱がし、すでに起っている抹本の性器をさらにしごけば短い悲鳴と共に射精された。二回三回と小分けに飛び出す白い精液。手についた精液を舐めとれば苦い。まずいな。けど、嫌いじゃない。

「ひっ・・・ひっく・・・」

泣き続ける抹本。カメラでも持ってくればよかったかな、と頭の隅で考えながら濡れた手で尻の穴にふれる。まだ終わらないどころか本来入れるべきでない所に触れられた抹本は恐怖で身を震わせた。

「ひ!!」

ツプリと埋まる指。女性の膣とは違う締め方に笑う。一本の指を何度か出し入れを繰り返ししばらくして二本に増やす。さすがに二本になるときついのか抹本は苦痛の声をもらした。

「痛いのか」
「い・・・たい・・・抜いてよ・・・っ」

まあ尻の穴ってのは本来は排出用だから男の物を受け入れるほどに穴は拡がらない。無理に突っ込めばやぶける。
つっても伸縮性はあるから慣らせば受け入れられるんだが。

俺達、獄卒だし。
抹本も獄卒だし。

「そーか。じゃあ、次俺のな」

怪我治るし。

「え、あ、あ、やめ、―――――い、ぐ、あ゛、あ゛!!」

痛みはよほど強いのか苦痛の叫びをあげる。俺自身の性器越しに肛門が裂ける感触。ぬめりが良くなりさらに奥に押し込む。結合部分は血で赤く濡れてる。通常以上の大きさに皮膚が裂けたんだ。あは。抹本の血に染まってる俺の性器。楽しい。

「抹本」
「・・・っ、あ゛ぁ゛いた・・・!!」
「抹本、」

ピチャリと血だまりのできてる床に手を置いてしまう。手の平は真っ赤だ。抹本の血で。腰を叩きつけながらそれを見ていると背中にゾクゾクと痺れが走る。腹から愉悦の笑い声が漏れそうになる。

恐怖と痛みと涙でぼろぼろの抹本の頬に優しく触れる。皮膚に血がついて真っ青の顔に良く映えた。

それに更に興奮し、締め付ける快楽に、イきそうになって男の本能のままに奥に沈め抹本の首筋を噛む。身体が震え、イく快感の声を我慢し息を吐き出す。
中に吐き出された精液。中に出されてると気付いた抹本が「中やめてえ・・・!」と泣き叫んでいたけどそんなのどうでもよかった。

ただ抹本の血に触れて、泣き叫んでる顔が見れて、中に出せて、気持ちがよかった。


射精をおえた俺は自身の性器を抜く。
血と精液が混ざり桃色みたいな色になってた。


「中に出さないでってオマエ女かよ」

「ひっく・・・ぅ・・・うぅ・・・」




あーあ。
たのし。




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