「んっ・・・んっ」 口の中。 口一杯に開いて、中にいれたそれをしゃぶる。唾液で濡れたそれは固い。時おり臭いがわたしの興奮した思考をさらに溶かしおかしくさせてくる。 においさえも、良い。 舌で筋をなぞれば、気持ち良さそうに息を洩らす木舌。じゅるりと吸引すれば、ビクリと震えてわたしの頭は押さえつけられ、それが、木舌の男根が、喉奥へと進む。 吐き気を我慢していれば、口内の熱とはちがう熱がドロリと唾液と混じる。 苦い。 けれど、良い。 「っ・・・・・・んは」 溢れそうになる精液をなんとか飲み干した。 今まで十分に摂取できていなかった酸素を取り込みながら木舌へと顔をあげれば宝石のように綺麗な緑が微笑んでいる。 甘えるように玉袋に口づけ頬で擦れば、笑われる。へなりと柔らかくなっていた男根がいくらか固くなり起き上がる。 「まだ足りないの?」 「足りないから、下のお口にほしいなあ」 「つかさは甘えんぼさんだね。ほらじゃあ動いてくれるかな」 「えー、あたし木舌に突かれたい。うねって突いてくるの、すき」 「あはは、ほめるの上手。仕方ないなあ・・・、後ろ向いて四つん這いになってよ」 「ん」 言われた通りによつんばいになってしりをあげる。 木舌の手が尻を掴む。性器の先が尻を撫でた。 焦らしてくる動きに、快楽がほしい腰が動いてしまう。膣の入り口で性器を擦り付けてくる。 ヌチュヌチュと愛液が絡まってイヤらしい音。 「っ木舌ぁ・・・!」 いれてほしいのにいれてくれないもどかしさに乞えば次の瞬間に、先が入り口を拡げ、膣壁を圧し奥へとはいりこんだ。 散々焦らされた感情が溢れる。 奥に突き当たるだけなのに私はいってしまう。 膣が痙攣し、力が抜けベッドに沈む。 「ぁっ・・・!はっ・・・!」 「すごい気持ち良さそう」 「あっ、あっ、きもち、よ・・・!」 膣がしまる度に木舌の性器の形が感じる。 木舌が動き始めれば、突かれる度に快楽でないた。口がしまらなくてよだれがたれる。 「ひっ!ひあ!あ!あっん!あ!!きもひいっ、きもちいよっ!!木舌のきもちいぃ・・・!!」 「つかさの締め付けもきもちいよっ…」 真っ直ぐ突いてくる動きがうねる。圧のかかる位置がかわって、そこに強く感じる箇所があって、私は完全に腰が砕け、木舌に腰を支えられてる状態に。 そこを突かれる度に強く締まるのがわかる。 「ひっ!!あ!あん!!」 「っ・・・!でるっ!」 「ひぅっ・・・!」 締まりの強さに耐えきれなかった木舌。 奥に容れたまま覆い被さり腰をびくりと震わせ中に精液を放つ。 「っ・・・・・・、んっ」 「つかさ、大丈夫?」 「きもちくて、腰くだけた・・・」 「そっかあ。おれも気持ちよくて動く気しないなあ」 中に容れたまま。背中からの暖かみにだかれて、笑う。 「じゃあ、このままねちゃう?」 「あはは、なるほど。うん。寝ちゃおう」 うん。 最後にキスを交わしてまぶたをそっと閉じた。 [*前] | [次#] |