部屋を見渡した時、変な違和感を覚えていた。
正面にある本棚…その隣の壁の色が明らかに変。
まさか、このテの洋館にアリガチな仕掛けでもあるのだろうか…?
「……ビンゴ!」
奥にある本棚の中に不思議な仕掛けを発見した。
しれっと設置されたレバーに手を掛ける。
すると、本棚はゆっくりと移動し…そこに隠し階段を発見した。
「ダテにゲームはしちゃないわよ」
ま、そんな一人暴露はさておき。
隠された階段は下へ続いており、蝋燭の火のみが照らす。
明らかに薄気味悪いカンジだけど…行かないわけにはいかない。
もしかしたら金銀財宝が眠っているかもしれないから!
「女は度胸だ!」
隠し階段を降りる