■ 手繰り寄せた糸の先
ようやくできた帰る場所は、自分で掴んだ幸せなのか、運命的なものなのか。
愛するきみはいつも「零くんのそばにいれるのならなんでもいいよ」なんて花が綻んだように笑う。
たまにしかきみのもとへ帰れず不安にさせることもあるだろう。それでも今はただ、手繰り寄せた糸の先、きみがいたことだけが僕の全てなんだと知っていてくれ。
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