032


ガープさんは職を下りたそうだ。
といっても、肩書はそのままに若い海兵の育成の為に軍には残るとのこと。
センゴクさんは“元帥”をやめると申し出た。
理由はわからない。
私は…ルフィは夢を諦めていない。
だから私も夢を諦めない。


センゴクさんは元帥に私を推薦してくれたようだ。
でもまだ中将なため、推薦はクザンさんとなった。
私は自力でなってやるから。推薦なんていらない。








ここはクザンさんの部屋。
スモーカーさんと私とクザンさんで話している。


「生きてたなァ、見事に。お前等聞いた?“麦わら”がまた騒ぎを。」


ルフィの3D2Yのことだろう。
私も意味はわからない。でも仲間に向けたメッセージだろう。


「…ええ。」
「そうですね」
「舌の根も乾かねェ内に…“16点鐘”!?何かメッセージかコリャ!?」
「なにかあるんですよ」
「さァね…。それよりおれの異動の件は?」
「…まァ、センゴクさんに掛け合いはするが…本気かお前。
“G5”ってのは志望して行くような場所じゃねェ。問題だらけだ。あそこは…。“海軍GL・大5支部”…つまり“新世界”へ行きてェわけね…。」
「“標的”は近い方がいいんで」


スモーカーさんはルフィを追っているため、異動したいようだ。


「で?どうしてクミちゃんもいるんだい?」
「私もスモーカーさんに着いて行きたいなと思いまして…」
「はぁ!?」
「異動したいってこと?」
「あ、本部に居ながら…異動する…みたいなことできますか?」
「あらら、クミちゃんらしいね」
「いいんですか!?こんなやt…中将を…」
「今こんな奴って言おうとしましたよね?私これでも強いですから」
「強いのは認めてるけど…」
「お願いしますね?じゃ、お腹空いたので」
「「……」」


スモーカーさんと一緒にいれば、ルフィのところにいけるんだ。
逮捕したいけど…様子を見たい。



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