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ガープさんは職を下りたそうだ。 といっても、肩書はそのままに若い海兵の育成の為に軍には残るとのこと。 センゴクさんは“元帥”をやめると申し出た。 理由はわからない。 私は…ルフィは夢を諦めていない。 だから私も夢を諦めない。
センゴクさんは元帥に私を推薦してくれたようだ。 でもまだ中将なため、推薦はクザンさんとなった。 私は自力でなってやるから。推薦なんていらない。
ここはクザンさんの部屋。 スモーカーさんと私とクザンさんで話している。
「生きてたなァ、見事に。お前等聞いた?“麦わら”がまた騒ぎを。」
ルフィの3D2Yのことだろう。 私も意味はわからない。でも仲間に向けたメッセージだろう。
「…ええ。」 「そうですね」 「舌の根も乾かねェ内に…“16点鐘”!?何かメッセージかコリャ!?」 「なにかあるんですよ」 「さァね…。それよりおれの異動の件は?」 「…まァ、センゴクさんに掛け合いはするが…本気かお前。 “G5”ってのは志望して行くような場所じゃねェ。問題だらけだ。あそこは…。“海軍GL・大5支部”…つまり“新世界”へ行きてェわけね…。」 「“標的”は近い方がいいんで」
スモーカーさんはルフィを追っているため、異動したいようだ。
「で?どうしてクミちゃんもいるんだい?」 「私もスモーカーさんに着いて行きたいなと思いまして…」 「はぁ!?」 「異動したいってこと?」 「あ、本部に居ながら…異動する…みたいなことできますか?」 「あらら、クミちゃんらしいね」 「いいんですか!?こんなやt…中将を…」 「今こんな奴って言おうとしましたよね?私これでも強いですから」 「強いのは認めてるけど…」 「お願いしますね?じゃ、お腹空いたので」 「「……」」
スモーカーさんと一緒にいれば、ルフィのところにいけるんだ。 逮捕したいけど…様子を見たい。
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