「私が○○」
「おれが●●」
「女と男なのかー」

いつの間にか双子とルフィ達は仲良くなっていた。双子はつい最近海に興味を示し始めたばかりなのでそりゃあもう喜んで話を聞いた。

『君達は海賊?』
「おお!同時に喋った!!」
『いつものことだよ』
「まただ!!」
「話が進まないでしょ!!」

ナミはルフィの頭を思いっきり叩いた。静かになったルフィを哀れな目で見た双子はナミに視線を移す。

「私達は海賊よ」
「お名前は?」
「君、可愛いね。」

天然な●●は素直に思ったことを口にした。ちょうど○○も言おうとしていたところだったが●●に先を越されてしまっている。そんなことを言われたナミの顔は真っ赤に染まっていた。

「名前はナミよ。よろしくね。」
「名前も可愛いな!」
「っ!!!」

ナミはあまり慣れてないのか、珍しく動揺していた。こんなストレートに言われたのはサンジ以外いなかった。

「なァ!お前等!!おれ達の仲間になれよ!!」
『うん、いいよ』
「軽いなおいっ!!!」

ウソップが冷静にツッコんだ。








航海士は恋へと落ちる

(揺れるオレンジの髪、好きなんだよね)

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