「海はどこまで続いているのかな?」



「うーん…。」




ある双子が町の中を手を繋いで歩く。片方の手には『サーカス』と書かれたチラシ。





「海に終わりはあるのかな?」





「無いんじゃねェかな…」








お互いを握る手が強くなる。たった2人だけの家族。双子だからか、考えることはいつも同じ。














『海の終わりをみたい!』





そう2人が叫んだのは最近のことだった。






海の終わりを見に行こう

(ふたりでなら絶対みれるよね)

prev next
[back
×
「#エロ」のBL小説を読む
BL小説 BLove
- ナノ -