ぼくの家族
ぼくの家族を紹介します。

ぼくの家族は、二人のお父さんとぼくの計三人です。
まず、一人目のお父さんの名前は黒子テツヤと言います。
とても優しくて、お父さんのお友達はテツヤお父さんの事を男前だとよく言っています。
ぼくもそう思います。
テツヤお父さんは、帝光保育園で保父さんをしています。
影がとても薄いので、隠れん坊が得意なんだそうです。
ぼくは、テツヤお父さんと隠れん坊をしてテツヤお父さんを見付けたことが一度もありません。
もう一人のお父さんはテツヤお父さんを見付けるのが上手です。
どうやって見付けているのか、いつも不思議です。

次に二番目のお父さんの名前は黒子静嘉と言います。
静嘉パパは手先が器用で、いつも美味しい料理を作ってくれます。
顔がちょっぴり怖いですが、ぼくやテツヤお父さんをとても大事にしてくれます。
それから、大の子供好きで、いつも子供と遊びたがります。
それから、静嘉パパは美容院の店長さんをしています。
ぼくも静嘉パパに髪を切ってもらっています。
髪を切っている時の静嘉パパは、いつもより眉間に皴が寄ってるけど、とてもカッコイイです。
それに、静嘉パパに髪を切ってもらった人達はみんな笑顔になります。
ぼくも笑顔になります。
静嘉パパの手は魔法の手なのだと、テツヤお父さんが言っていました。
ぼくもそうだと思います。

それから、ぼくの家族には犬と猫もいます。
ベルジアン・タービュレンの紫晏君と、ロシアンブルーのキセキ君です。
紫晏君はぼくよりも年上でお兄さん犬です。
いつもぼくたち家族のお手伝いをしてくれる賢い犬です。
そして、悪者からぼくたち家族を守ってくれる勇敢な犬です。

キセキ君はとっても気まぐれさんです。
ぼくが捨てられていた子猫のキセキ君を拾ったのに、テツヤお父さんの言うことしか聞いてくれません。
でも、ぼくが泣いていると、泣き止むまでずっと傍に居てくれます。
キセキ君は気まぐれですが、とても優しいです。


そして、ぼくにはお母さんが居ません。
みんなは変だと言うけど、ぼくは変だと思いません。
だって、ぼくにはテツヤお父さんと静嘉パパが居ます。
二人は毎日ぼくに大好きだよと言ってくれます。
ぼくも二人が大好きです。
それに、紫晏君とキセキ君もいつも一緒にいてくれます。
だから、ぼくはお母さんが居なくても平気です。
だって、ぼくは今がとても幸せだからです。

これがぼくの家族です。
以上でぼくの家族の紹介を終わりたいと思います。



帝光小学校一年一組
黒子シヅヤ


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