罪の花が咲く
※超自己満足夢小説注意!
※トリッパーによって歪んだ世界=キャラの性格にも綻び?
※サクラはいるよ!
※夢主=サクラの幼馴染で、サクラ史上主義!
※夢主の設定メモは『ここ』
ーー『私、みょうじなまえ。あなたは?』
ーー「春野サクラ、です」
幼いあの日。
照れ臭そうに、でも嬉しそうに、頬を染めながら笑う天使と、恐れ多くも出会い、あまつさえ友達となった。
私は彼女を《知っていた》。
だから、離れたところから彼女の成長を見られると理解した時は、手放しで喜んだ。
《ここ》に来た原因である女を恨んでいたのだが、サクラを見つけ、《ここ》が何処なのかがハッキリとした瞬間「モブはモブらしく、モブ道を極めるぞ!」という意気込みだった。
……だというのに。
「今日からよろしくね、サスケくん、ナルト!」
「おう!」
「フンッ」
《ここ》の主人公ナルトと、ライバルとなるサスケに笑いかけたのは、そこにいるべき桃色では無かった。
誰だお前ふざけんな。
イルカ先生が発表した七班のメンバー。明らかにオカシイのが混じっていた…というより、すり替わっていた。
成り代わりのつもり?
何考えてんの?
だって、本当ならそこは……
「なまえ!」
『っ、あ…』
「ちゃんと聞かないとダメよ?」
『そ、だね…ごめん』
「ううん、それよりも、同じ班になれて嬉しい!」
『…私も、だよ
サクラ』
ふわっと優しく笑う彼女…春野サクラの居場所なのだ。
私と出会ったから、サクラはここにいる?
いや、違う。そうじゃない。
あいつがサクラの場所を奪った。
だから、モブ道を極める私の班にサクラがいるわけで……
私決めた。モブやめる。
『サクラ…』
「何?」
『…誰かを守れるくらい、一緒に強くなろうね』
「うん、もちろんよ!」
サクラを守るために、サクラの居場所を取り戻すために…
何より…
私を《ここ》へ来るために巻き込んだ罪を償ってもらうために。
あいつのやりたいようにはさせない。
罪の花が咲く
(チートとか補正とか最強とか、関係無い)
(刈り取るのは私の役目)
End
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勢い良く書いてしまった!
楽しかった!←
タイトルは「秋桜」様よりお借りしました。
2017.3.21
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[ mokuji]
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