S(桜)+S(酒)=S(酒乱)(1/8)
《S(桜)+S(酒)=S(酒乱)》
※サスケ視点
「ふふふッ///サ・ス・ケ・くんvV///」
『ふふふッ』じゃねぇえええええええええええ!!!!・・・そう叫ばなかった俺はかなり偉いだろう。
いや、そもそも、どうしてこうなった?
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「晩御飯は鮭の塩焼きで良い?」
「・・・・・ああ」
首を傾げながら訊いて来るサクラに、素っ気無い返事をする。
間違っても、エプロン姿にドキドキしたりは・・・するんだよ!悪いか!?///
例の旅行の件で俺のトコロに泊まりに来たサクラ。
サクラの母親、そして母さんは何を考えているのか全く分からない。
一人娘を普通、男だけしかいない家に泊まらせるか?
いや、別に襲うとかそういうのは考えて・・・ない(多分)
そもそも、(襲いたくても)襲えるわけがない!!
はっ!・・・理由は一つだ。
「おい、小娘。俺のは別のモノにしろ」
「オイラは鮭でも良いぞ、うん」
「まる焦げじゃなかったら僕もそれで・・・」
・・・この我がもの顔でリビングで寛いでいるウスラトンカチ共の所為でな。
しかも、赤髪俺様野郎、片目金髪野郎、偽笑腹黒野郎は、
ご丁寧に着替えまで持ってきている。
厄介なめんどくさがり野郎も後で来るらしい。
・・・いや、あの時から嫌な予感はしていた。
サクラが泊まりにくる事に、柄にも無く浮かれていた自分が悪かったが、
今のこの状況はあんまりだろう。
嗚呼、泊まる気満々なこのアホ共を殴っても罰は当たるまい・・・俺はそう思いながら、
サクラの傍から離れた。
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