理不尽に叫びたい
※会話文
『いや意味わかんない』
「まだ理解出来てないのか?」
『理解出来てないんじゃなくて、理解したくないの!』
「いい加減諦めたらどうだ」
『やだ。これでもデュエリストだもん。辞めるつもりないもん!』
「なら早くしろ」
『うぅ…新マスタールールめ…』
「はいはい」
『これがスターター?何この再録…《ブラホ》《聖バリ》《激流葬》《強脱》《破壊輪》《奈落》…どんだけ相手のモンスターを一掃…というか、撃滅したいんだよ!って感じ』
「そうだな」
『《ヴェーラー》可愛い!けど、既に二積みだし…《クリバンデット》《マシュマロン》《バトル・フェーダー》《切り込み隊長》…妙にテンション上がるカードを入れるなんてズルい…!』
「それで?何だかんだ言って、デッキは組めているんだろう?」
『……まぁ、一応』
「なら、やることは一つだな」
『……ルールは守って、楽しく、ね』
「もちろん。だから、そんな辛気臭い顔してないで、こっちに座ればいい」
『…背中合わせで座ってるのに、私の顔見えるわけ無いでしょ』
「見えていないが、分かるさ…これでもなまえの幼馴染みだからな」
『…そっか』
「ああ」
『…よし!やろうエド!』
理不尽に叫びたい
(受け止めてくれることを知っているから)
(スピードデュエル…やってみるか?)
(無理!エドとやったら本当に瞬殺される!)
End
ーーーーーーー
タイトルのまま。山ない落ちない。
そして何となくエド。←
2017.4.21
[ 4/8 ][*prev] [next#]
[mokuji]
[しおりを挟む]