空での戦い方〜蒼天のえにし〜
※グラブルイベ「蒼天のえにし 活撃/刀剣乱舞」より
※捏造夢
※上限解放エピのセリフネタバレ有り
※団長ポジション夢主
自分達の知らない異世界へと飛ばされた六振りの刀剣男士とこんのすけ。
そこで騎空士という職につくなまえと出会った彼らは、自分達が異世界ーーファータ・グランデという空ーーへと飛ばされた原因解明の間、なまえが団長となる騎空団に身を寄せることとなった。
世話になるからには、何か出来ることをしよう。
刀剣男士達は話し合いの結果、騎空団の仕事を手伝うことに決めたのだが…
「鶴丸と陸奥守はどうした」
手伝うにはまず、団長であるなまえと話す必要がある。
そう結論付けた和泉守は直ぐに全員を先導して、なまえのもとへと来た…はずだった。
「陸奥守は《和泉守が行くのなら、後は任せた!騎空艇巡りぜよ!》…と言って何処かに行ってしまった」
「鶴の奴も《色んな団員がいて、驚きが待っている!》とかなんとか…」
「あいつら…!」
「一応、骨喰に任せてある」
「俺達三振りでもよかろう」
「仕方ねぇ…なまえ、始めてくれ」
『あはは…じゃあ、簡単に説明しますね』
なまえの前にいるのは、結局、和泉守兼定、山姥切国広、三日月宗近の三振りであった。
それでも仕方ないと、先を促す和泉守にしたがって、なまえは三振りに手伝ってもらうこと…魔物討伐についての説明を始めた。
『まず魔物は、場所によって出現する傾向…属性が変化します。それに有利な団員と一緒に討伐に行きます』
「合戦場の得意な者、室内戦・夜戦が得意な者とにわかれるのと同じだな」
「属性っつーのは、何なんだ?」
ふむ、と頷く三日月。
スッと手を上げて質問をしたのは和泉守だ。
『えっと…《元素》はわかりますか?』
「確か、物質を構成する、最も小さいもの…だったか」
『まぁ、そんな感じです。この世界は地・水・火・風・光・闇の六つの《元素》で構成されていると言われていて…この六つには、それぞれ特徴的な《属性》があるんです。この元素の属性力を利用して、《魔法》が使えたりします』
「オイラも《魔法》の特訓中なんだぜ!」
「へぇ…!」
「そういえば、刀が茶の色に光ったような…」
『それは《魔力光》と呼ばれる現象ですね。六大元素の属性力の偏りが、魔力の光となって見えているんです。各々の属性力には特徴的な色の輝きがあるんです。ちなみに、山姥切さんの茶色は《地属性》の色ですね』
「俺達全員の属性はわかるのか?」
『はい!えっと…和泉守さんが《火属性》、三日月さんが《光属性》で…ここにいない鶴丸さんが《水属性》、陸奥守さんが《風属性》、骨喰さんが《闇属性》です』
「全部そろってないか?」
『そういうことになりますね』
やはりあの問題児(己の欲に忠実)な二振りを連れてくるべきだったか?と思案する和泉守。
とはいえそれも一瞬のこと。結論はやはり、逃げられるの一択だった。
『依頼には基本的に、六人で行動します。その内、四人が前衛、残り二人が後方支援と背後の警戒をします』
「一部隊に六振り…いや、六人というのも同じだが、隊列が決まっているのか…」
「索敵して作戦を練らねぇのか」
『作戦…といいますか、おおまかな立ち回りは一応ありますが…臨機応変に、と言ったところでしょうか』
立ち回りの一例としてなまえが挙げたのは、相手を弱体化させることだった。
遠戦で刀装…弓兵や銃兵、投石兵を使うようなものだろうか。
そう思っていたが、よく使う手段は、《グラビティ(重力操作)》で相手が威力の大きな攻撃を出すのを遅らせたりすることだという。
鶴丸でなくとも、三振りにとっては驚き以外の何ものでもなかった。
『依頼によって皆さんで隊を組んでもらうこともありますが…先程話した通り、基本的には属性から、別々になってもらいますが…』
「気にするな。ここの団長…言わばここの主はなまえであろう」
『そう、ですけど…やっぱり、戦いやすさとか、連携しやすさとか…色々…』
「関係ねぇよ!なんてったって俺は、かっこ良くて強ーい、からな」
「俺達の為に思案してくれるのは有難いが、それでは意味がない」
「そうだな。心配せずとも、ここにいる限りきちんと仕事はしよう。存分に、俺達の力を使ってくれ」
『皆さん…
じゃあ、よろしくお願いします!』
「任せな!」
「ああ」
「あい、わかった」
空での戦い方
〜蒼天のえにし〜
(さぁ行こう!)
(キミと紡ぐ、空の物語…)
To be countinued…
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とりあえず、「刀剣乱舞」にも「グラブル」にもUP。
CVネタは…「グラブル」にUPかな…
2017.10.23
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[mokuji]
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