なにで世界が廻っているか
※MHAで聖杯乱舞
※夢主の兄=藤丸立香
※苗字は藤丸固定
※OK?
病院の待合室から。
はじめまして、こんにちは。
藤丸なまえ、齢3歳です。
お察しかもしれませんが、3歳でこんなにペラペラ話す奴がいるわけ無いですね。まぁ、私自身、自覚した…というか、覚醒した、というべきか…《記憶を取り戻した》のが、つい数十分ほど前でして。
『はぁ…びっくりした…』
「ごめんね。いきなり出てきちゃって。…でも俺、早く主に会いたくて…」
『だいじょうぶだよ、わたしも、あいたかったよ、かしゅうくん』
「っ、主!!好き!可愛い!本当に好き!!」
『かわいいのはかしゅうくんだよ?』
「〜〜〜〜〜っ!!!」
顔を覆って身悶えする黒服の青年、加州清光。
私の個性《刀剣乱舞》である。
まんま過ぎて言葉を失ったのは内緒だが。
「なまえのこせい…おれのとにてて、なんかうれしいな、マシュ!」
「はい、先輩!」
私よりも二つ年上の黒髪青眼の男の子、藤丸立香。
私のお兄ちゃん。
……おそらく、《前世》で人類を救った人。英雄に相当するはずの人物……だと思う。
いや、確実に。
名前そのままだし。声、今めっちゃ可愛いけど、将来イケボになるの、私知ってる。
そして、その横でお兄ちゃんを《先輩》と呼ぶお兄ちゃんの《個性》。
マシュ・キリエライト。
お兄ちゃんの個性は、《英霊召喚》。
二人に《前世》云々は話さないでおこう。
…それ依然に、誰にも話せないな。
「帰ったらお父さんに報告ね。また家族が増えたよって!」
「おとうさん、またびっくりするね。マシュのときだって、こしぬかしてたし」
「そうでしたね!」
個性《動物召喚》で敵と戦うヒーロー…それが私たちのお父さん。
今にこやかに私とお兄ちゃんの頭を撫でた、お母さん。
《普通の家族》だと思ってた。
つい数十分前まで、ただ純粋に、自分の個性がなんなのか…個性診断をただただ楽しみだった自分はもういない。
今はもう、今後、家が大家族状態になる未来と、100%改変されるこの世界の未来に頭を抱えたい。
(これって歴史改変?)
(いやでも、審神者じゃないからセーフ?)
(《個性》なだけであって…うーん?)
(とりあえずお兄ちゃんが最強になるのか、な?)
続?
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また書きたいものを書いた←
タイトルは「セレナーデ」様よりお借りしました。
2019.7.15
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[mokuji]
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