40 ツンデレのヤツは基本シャイ
「よーし。今日はこの辺にしとくかー」

「疲れたってばよー」
「あーもうダメ〜」
「くそッ」

と言いながらその場に座り込む3人

『うぇーもう動けん!』
と寝転ぶ約1名。


「なにへばってんの」

『いや〜こんなガチな修行だなんて聞いてない〜騙された〜』

「ミツバが勝手について来たんでしょ」

『お腹減った〜ラーメン奢って〜』

「バカ言ってないでさっさと起きる」

「今ラーメンって言ったか!?」

あー面倒なのが食いついてきた

「なぁ!今ラーメンって言ったよな!カカシ先生奢ってくれんのか?!」

『え、まじですかカカシ先輩。流石〜太っ腹〜サクラちゃんも行くよね〜?』

「はい!是非!サスケくんも行くでしょ!?」

「俺はやめ『えーサスケ来んのー』(プツン)行く。」

『そんな怖い顔するんなら来なくていいのにー』

「うるさい」
くそ、なんかこのまま帰ったら悔しい

「俺の意見は無視なわけね」

「よっしゃー!そうと決まれば急ぐってばよー!!」
『いざ一楽へ!!』


ツンデレのヤツは基本シャイ



「うまかったー!ごちそうさまだってば!カカシ先生!!」

「ハァ…」
満足気なナルト達とは裏腹に財布をひっくり返し肩を落とすカカシ

「お腹もいっぱいになったし!そろそろ帰りましょーか!」
「そうだな!!じゃあな!カカシ先生ミツバねーちゃん!サスケ!俺たちこっちだから!行こサクラちゃん!」

「気をつけてな」
『ばいばーい!!』
「………」
すっと片手を上げるサスケ
たく、素直じゃないな!!

よーしカカシ邸へ帰るか!

「じゃあ俺達も帰るかーと、言いたいところなんだが。俺、今から任務入ったから。じゃーね」

と言いシュンっと消えて行った

『え……。ええええええええ!!!』

待って待って待ってくれー!!
鍵もらってないよ?!
ウチ今エアコン壊れてて帰れないの知ってるよね?!
あいつーー!!絶対わざとだ!
バカカシがー!覚えとけ!!



「じゃあな」

そうだこいつがいた!!

『待って待って!サスケくん!!』

「なんだよ」

『まぁまぁ!そんな面倒くさそうな顔せずに!!お願いがあるんだけど!』

「断る」

『まだ何も言ってないし!!』

「どうせろくなことじゃないだろ、顔見てりゃわかる」

『は?!失礼な!!じゃなかった、お願いがあるんです!!お願いします!!聞くだけでも!!』

「チッ、なんだよ」

『今晩泊めて』「断る」

『即答すぎだろ!』

「当たり前だろ」

『キィー!こんなグラマラスなお姉さまが泊めてって言ってんのよ!』

「どこがグラマラスだウスラトンカチ」

『はい出たーウスラトンカチー、絶対流行語大賞狙ってんでしょ!』

「狙ってねーよ、じゃあな」

『あぁぁ!待って!待ってくださいサスケ様ー!!』

「何度言っても無駄だ」

『昨日の団子とお饅頭忘れてないんだからね!』

「………ったく、わかったよ」

『さっすがサスケ様!よっ!うちはの後継者!!』

「うるさい、これで団子と饅頭はチャラだからな」

『はいはい分かってますよ〜』

これで野宿からも灼熱地獄での睡眠も免れた!やっほい!
うっきうきのスキップでサスケの家へと向かった
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