拍手御礼その7

  紅き物語の訪問ありがとうございます♪


そしてそして。

拍手ありがとうございます!!!!!(≧▽≦)
いつも励みになっております!!



さて、今回も引き続きお題配布サイトさまから拝借した
「禁忌の恋に落ちた五題」となっております。 


今回は悟ver.となっております。



※注意!!!! 





甘い仕様(?)、そしてネタバレが嫌いな方は即行プラウザバック!!!!




今回のSSは、現在の[光炎の朱]には一切関係ありませんが、
ある意味で超ド級のネタバレを含みます。


「紅に散る」のキャラクターされ分かれば、
普通の恋愛モノとして楽しめる、筈です(((・・;)



読後の苦情は一切受け付けませんので、
覚悟の出来た方はどうぞ↓



























夜な夜な夢にうなされている時期があった。
幼い頃の悟はそれだけで大きな苦痛と言い知れぬ不安を感じていた。




「――悟、大丈夫……? 顔色悪いよ」




指摘されてハッとする。今は放課後。
生徒会室で仕事をしている途中でつい呆けてしまった。




「……大丈夫、だと想う」


「想うって、自分の事なのに」




上の空で呟いてまた黙々と作業を再開させた悟に、
鈴音は首を傾げながらも同様に作業をこなす。





――また、あの夢を見る日がくる……かな。





最近は全く見なくなった、その忌まわしい前世という名の悪夢。
隣でテキパキと手を動かす少女が、少女の笑顔が――血に染まる。




思い出すだけで吐き気さえ覚え、悟は眉を顰めた。
こんな事ならば思考を停止させてるべきだったと後悔していると、
不愉快ではない視線を感じる。




「やっぱり、無理しちゃ駄目だよ」




気がつくと、鈴音は手を止めて真っ直ぐに悟のことを見つめている。
咄嗟に顔を背けてしまい、しまったと反省する。




「……別に、何処が痛いとか、そんなんじゃないんだ」




それは事実だ。嘘は決して吐いていない。
しかし、鈴音から返って来た言葉は悟の予想の範囲外だった。




「じゃぁ、どうしたら笑顔になってくれるの?」




何処までも真っ直ぐで、真剣な瞳に見つめられ胸が高まるのが分かる。




――……そんな可愛い事言うのは、反則だって。



生徒会室に二人きりだということもあり、それがきっと悟を大胆にさせたのだろう。
気づけば悟はそっと距離を縮めて鈴音の頬に、キスしていた。





「なっ!! え、ちょ、悟……!?」



真っ赤になって慌てる鈴音に、悟は笑みを零す。
それを見た鈴音は大人しく引き下がり、照れながらも微笑む。
初々しいような、そんな彼女が面白くて悟はもう一度笑みを零す。






――君が笑ってくれるなら、こんな時間が続くなら……。








悟は鈴音の手をとって、両手でそっと包み込んだ。








あわせの代償








(ボクのでも、構わない)











はい、というわけで第四弾悟くん!!
如何でしたか?

意外にも彼人気者なんですよね(笑)
人気投票だと啓だったんですが、
感想とか貰う分には悟の名前がよく書かれています。

まぁ、そんな類に対しての毒舌もね、
今回はその類がいないので「使用不可」の四文字でした(笑)
さて、この「禁忌の〜」も残すところあと一人!!!!
未だ未登場、ダークホースこと黄龍な彼です!!><;
一応本編登場後に、このSSを制作予定です。


では、長々と最後までお付き合いくださりありがとうございました!!(*^^*)



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