拍手御礼その4

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今回のSSはお題配布サイト様から拝借したものです。
リンクにありますので、興味を持たれた方は是非どうぞ☆←


※注意!!!!



今回のSSは「紅に散る」本編の“若干”のネタバレを含みます。


未読の方は訳分からん&ネタバレ を覚悟の上でどうぞ!!(笑)
読んだあとに「若干じゃねぇよ!!」という苦情は受け付けませんので^^;


登場人物さえ分かれば、まぁ普通にオリジナルな感じで御座いますのでww




では、覚悟の出来た方はどうぞ!!↓



















教室に差し込む夕陽。隣で眠る穏やかな少女の横顔を身ながら、啓は目を細める。
あれほど嫌悪していた筈の存在が、今では愛しく感じるのは、きっと彼女の力なのだろう。
そっと手を伸ばせば触れられる距離。しかし、何故か触れる事を躊躇ってしまう。




「ったく、無防備過ぎだろ」



横顔を見つめながら啓は呟いてみるが、
自分の発言に顔を赤らめる。

きっと爽たちに見られればからかわれるが、
今は彼らがいない事に感謝する。

この胸の内に溢れる感情を何と表現すれば良いのか、
暫く考えて見るが一向に浮かばない。




「……ん」


「起きたか?」


「……あれ? 啓っ!!!?」




目を擦りながら鈴音は上体を勢いよく起こす。まだ寝ぼけているのか、
鈴音は啓を見つめたまま視線を逸らさない。



「よく眠れただろ」


「ね、寝顔見たっ!?」





からかうような口調の啓に鈴音は耳まで赤くし、
両手で懸命に隠そうとするが、それを啓が阻止した。



「ほら、そろそろ帰るぞ」


「あっ……」




ぐいっと引き寄せれば、鈴音は啓に身を任せるように立ち上がる。




「見たって、別に問題ないだろ」




鈴音の頬を撫でながら、啓は鞄を持って歩き出す。
鈴音はいつもからは想像できない優しく甘いこの雰囲気に戸惑う。


その仕草すら愛しく感じてしまうのは、自分が彼女の事を好きだからだろう。



――お前は、守ってやる。たとえ、最悪の結末が待っていても、お前だけは……。




鈴音の手をしっかりと握り締めながら、啓は微笑んだ――。







()


















な、なんか短くないですかーーーーー!!!?

ネタバレ少なめの入れれるだけの精一杯の甘さを入れたら、
こんなゲテモノの完成です(((・・;)


ちなみに、サイト様は「確かに恋だった」です。
その中の「禁忌の恋に落ちた5題」から拝借しました。


暫くシリーズ化します。多分。
五つあるので、ある意味幻&超ド級のネタバレを含む


「彼」も出てくるかもしれません!!!!
メインキャラの一人のはずなのに、
未だに登場してない、黄色い「彼」ですww


分かる人には分かるかも……(笑)


そして、次回は爽くんですかねぇ〜。
彼も超ネタバレ&今の本編には関係ないですがww


では、長いあとがき短いSSお粗末さまでした><;



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