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サエ不二『リモニウム』あとがき

サエさんの、口調、わっかんない!!!
久々の更新でした。今回はアニメ公式幼馴染のふたり。

小さいころはよく食べました。カメさんパン。アンパンマンパンやらくまちゃんパンやらいろいろ食べましたがどうしてかカメさんパンがいちばん印象深いです。なぜでしょう。

管理人は小学校に上がると同時に引っ越しをしました。とは言っても元住んでいた場所まで自転車を25分ほど漕げば帰ることができるのですが。だからあまり行く機会はなくても、今でもなんとなく知ってる土地のような気がしています。でも、たまに通りかかってみると「あれ」と思うことばかり。あの気持ちは何度経験しても切ないです。昔よく遊んでもらっていた犬が庭先から姿を消していたときなんかは特に。

さて、おはなしについて。設定としては高校2年生くらい。なぜかというとまぁ、「お先に失礼します!」って帰るnot最高学年不二くん見たかっただけなんですけど!!!嘘です。他にもサエさんが中学生の頃から2年半くらいひとりの女の子と真剣に付き合ってみたもののやっぱり一周回って「俺はシュウのことしか好きになれないんだな」を再確認するお年頃のような気もしたので。

文中のサエさんは結構ぐいぐい行くタイプのように書いていますが、彼ほど周りに気を遣う人はなかなかいないんじゃないかな。と思っています。そして同時に臆病でもあって欲しい。一世一代の愛の告白、それも男の幼馴染にともなればつい逃げ道を作ってしまいたくなる…。顔を赤くした不二の好感触さに安堵して、やっと決め手の最後のセリフを言えるくらいな弱さが良いです。その前の時点で既に言い逃れできそうにはないけど、それでもちょっぴり足掻いてしまう情けなさ。そこには無駄にかっこいいサエさんをそんな風にさせてしまうほど不二の存在が大きければいいな。なんて願いも込められています。遠く離れた距離にいても壊れてほしくない、でもこのままで終わらせたくもない。なんてとてもワガママな想いですけれど。10年後には退路なしでかっこよく二度目の愛の告白ができていたらいいな。その頃には不二くんも冷静になってて「いや、日本じゃ無理でしょ」とか言っちゃいそうだけど…。

そして、「だって俺、前から性格悪かったし。」サエさんは人一倍嫉妬深くあって欲しいなんてことも思ってます。幼稚園の頃から不二に寄りつく人間を憎らしく感じていそう。でも表面上は社交的に。水面下で強かな愛を育んでいったのでしょう。好きなタイプは束縛する人と公言してしまうほどですから彼もよほど執念深いんじゃないかなぁ…って。

不思議なことに大切なおはなしほどサエさんで書きたくなります。サエさんは本当に素敵なキャラクターだなぁと。あまり書きませんが大好きです。

あとがきまで終えて感じたこと、わたしは一体サエさんをなんだと思っているんだ…。

2013/09/05 02:19

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