僕と彼の青い春・秋葉家の人々

妹 「今日ね、駅でこの前と違う女の子連れてる透おにいちゃん見た」
母 「あらぁ、また?」
妹 「も〜おにいちゃん絶対いつか変な女の人に騙されて10代のうちにデキ婚してキラキラネームの赤ちゃん連れてくるよ〜理子そんなのヤダぁ〜まだおばちゃんって呼ばれたくないよ〜」
母 「そうなったら大変ねぇ」
妹 「そうなるくらいなら、いっそのこと男の人と付き合っちゃえばいーのに」
母 「そうね、そのほうが安心ねぇ」
妹 「はぁ……だったら優しくて誠実な超イケメンエリート彼氏さんがいいなあ」
母 「あのチャラチャラした透じゃそれは無理でしょ。エリートさんのほうがお断りするわ〜」
兄 「うちの透を断るなんて許せねえ!オイどこの男だよ!?」
母 「やだ素也、冗談よ」

〜その後(本編)〜

妹 「おっ……」
透 「り、理子……あのね?これはその……」
妹 「おかーさーん!イケメンさん、おにーちゃんの彼氏だったー!!今日ご馳走にしてー!!」
母 「やだー今日カレーにしちゃったわよぉ。お赤飯炊かなきゃ〜」
透 「なんで理子も母さんもそんなテンション上がっちゃってんの!?」
紘 「……あ、あの、もう帰っていいか?」


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