忘却大陸物語・第四章での裏側

第四章『予想外の騒動』で、ジンイェンがすぐにエリオットのところに来なかった理由。
カルルと一緒に演習場での一幕を全部見てました。



「ジンお前さー、ずっとそうしてるつもり?」
「……どーしよカルル。俺捨てられちゃうかもしんない……」
「おい何言ってんだよ。おれに毎日毎日散々のろけといてさ。超ラブラブだったじゃん」
「だって見た?あのすっげー美人……やばい、あんな美女に誘われたら即ベッドに連れ込んじゃうって。それに俺、すでに一回やらかしちゃってるしマジでやばい……」
「う〜ん、エリオットのほうから誘ったのかな?……あっ、悪い今のナシ!」
「どーしよそうだったらどーしよ!なんのためにあの日エリオット置いて兄貴のあとついてったんだよ俺!そんなことしないでずっと傍にいればよかった!せめてあのあとヤっとけば……!あのときのエリオットまじで可愛かった!」
「ジン落ち着け。落ち着けって。何言ってんのか全然わかんねーし……」
「しかもなにあの金髪のガキ。エリオットもてすぎてほんとヤダ。もういっそ家に閉じ込めておきたい」
「お、お前な〜、おれの話聞けよ……」



……こんな感じでずっとグダグダしてました。
で、宥められながらようやくエリオットのあとを追いかけてったらラルフとアララな事態になっててプチンとしちゃったというわけです。
カルルは付き合いが長い分ジンの味方なのでエリオットにはちょっと当たりがきつくなってしまいました。
あとカルルはジンの生い立ちは知りません。リーホァン一家の一員だってことは知ってます。


prev / next


 ←main

×
「#エロ」のBL小説を読む
BL小説 BLove
- ナノ -