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クラディア

無責任な創造者が置いていった〈影〉。
全ての流れと輪のどこにも属さない。
輪の観察者として創られた存在だが、世界のあまりの変化の無さに飽きて、役目を放置して気の向くままに放浪中。

ある時ジルザンの前に現れ、その特異な境遇に興味が湧いたらしくそれ以来暇つぶしの話し相手になっている。
〈影〉は本来は誰にも認識できない存在だが、ジルザンは魔物憑きであるが故に見ることができた模様。
ジルザンに名前をもらった後は、名前が器となって他の人間にも見えるようになった。

ちなみにクラディア(kradia)は「名も無き者」という意味のカディラ(kadira)から。

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