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【BM資料】魔力属性とかなんかその辺りのあれこれメモ

創作 2015.02.17 - 23:45

ツイッターに投げてたやつ。
BMにおける魔力の法則とかそこら辺の詳細設定です。
べつに把握してなくても支障ないです(

読みにくい? 知ってる!

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魔力=全ての物質・生物が大なり小なり持っているエネルギー。光や熱、電気など、大抵の他のエネルギーと相互変換が可能。
生き物の持つそれは、いわゆるMPでありHPでもある。


魔術式=魔術言語によるプログラミングのようなもの。
魔術言語で組まれた式で魔力を操作し、実行結果を術の効果として具現化させる、といった感じ。
簡単なものなら道具なしでも使える人もいるが、基本的には魔具および法珠を必要とする。


魔術言語=文字や単語のそれぞれが指向性を持っていて、そこに魔力を乗せると魔力はその指向性に沿って動いたり変化したりする。
ので、魔術式ではこれを組み合わせることでその効果や範囲を指定する。
このような言語はいくつか存在するが、魔術式に用いるものとしてメジャーなのはオルノウェイス古語。

ちなみに、古くは魔術言語を用いた呪文や詩により行使するタイプの魔術が存在。
元々は使えるのは一握りの術師だけだったが、それが理論化&形式化される中で、補助装置である法珠や魔具の仕組みも確立され、使用のハードルが下がった為に広く普及したのが魔術式。


魔術が使えるか否かの適正は、魔力の強さ=量や純度と、その魔力を自分の意思で操作・制御する能力とセンスの有無による。
いずれも訓練で底上げできるが、生まれつき持っているものによる部分もそれなりに大きい。


魔力属性=魔力の波長の違い。
ひとまとめに「魔力」と言っても、波長帯によって魔力の性質・特性がかなり異なるので、その区分のことを属性と呼ぶ。
魔力を光に変換して可視化すると、波長の違いは色として表れる。


属性の色は大きく8つ、白/黄/緑/青/紫/赤/黒+無色に分けられる。
大抵の物はいくつかの属性を併せ持っているので、中間色だったり混合色だったりする。
生き物の属性・波長は個体差があるので、それを測ることで個人を特定できたりもする。


基本的な性質として、異なる属性の魔力は、波長が近ければ混ざり合い、対極のものは打ち消し合う。
とは言っても、打ち消す強さや、他からの影響の受けやすさ等がそれぞれ違うので、白と黒を1:1でぶつけても両方きれいに消滅するというわけではない。
太陽の魔力は白〜緑、月の魔力は紫〜黒の波長帯なので、その帯域をそれぞれ太陽属性とか月属性と呼んだりもする。
昼夜で大気に満ちる魔力の属性が入れ替わるので、生き物は、自身の属性に最も近い時間帯に活動しやすい。


ちょうど真ん中の青は、太陽属性でも月属性でもなく、普段は手の届くようなそこらへんには存在しない属性で、月蝕の時だけ月の魔力が変化してこれになるという特殊なもの。蝕属性と呼んだりする。

これは他の全ての属性に対して強い侵蝕力を持ち、打ち消すのではなく自身の色に塗り替えてしまう性質がある。
また、発生源がなくなると滞留せずに短時間で消滅するのも特徴で、月蝕のあとは大気の魔力がほとんど消えてリセットされたような状態になる。


無色は無属性。
青とは逆に、他の属性に打ち消されずに染まるという性質がある。
日蝕の太陽の属性だが、こちらは青とは違って通常時でも存在する…にはするが、他からの影響を強く受けるので、非常に不安定で、純粋な無属性の状態で保持されることは稀。


※日蝕・月蝕には世界の魔力のバランスを整える役割があると考えられています。
いずれも強い影響力をもって起こるもので、特に月蝕の間は停電とか色々大変。



魔具と法珠について。
魔術式を使うのに必要な道具で、魔術式をプログラミングと称した流れで例えるなら、魔具がパソコン本体や入力装置、法珠はその中のハードディスクやメモリやCPUのような役割。
もちろん魔力が動力源である。
形はアクセサリーのように身に付けるタイプのものと、剣や杖など武器・装備に組み込まれたものが主。

魔具の素材には、魔力の伝導率が高い金属、銀や銅がよく使われる。金も優秀だけど値段的にアレなので、重要な部品だけ、というのが一般的。

法珠は主に魔石(魔力を蓄えるor発生させる性質の鉱物)や、魔物の骨や角などを加工して作られる。
あらかじめ基本的な動作を示した魔術式を記憶させてあり、式の演算処理や魔力の増幅・調整などを担う。


法珠が持つ魔力にも属性があり、さらに素材による特徴の違いなど色々な要素が絡んでくるので、もちろん使用者との相性にも良し悪しがある。
魔術式の精度や威力をきちんと出すには、使用者のスキルや法珠の性能だけではなく、それぞれに合ったものを使うということも重要。


ちなみに魔石には、100%天然のものと、魔石ではない鉱物に魔力を付与したもの、そもそもの石自体から人工のものがある。
天然物の方が基礎性能が高く優秀だが、人工魔石もそれはそれで、癖がなく扱いやすいとか値段が安いとかメリットはあるので、用途や予算に応じて使い分けるのが良い感じ。

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