下ネタ第二弾
「みっ、見るな…っ!」
愛しい彼女の焦った声が聞こえて、俺は足を止めた。
見るな?彼女は一体何をしているんだ。
暫し盗み聞き。
「腰を休めるな」
「だから見るなって!」
「見なきゃ出来たか分からないだろう」
「見られると恥ずかしいんだよ…っ!」
刹那、ティエリアの責めるような科白。こ、腰を休めるな…?
まさか、イケナイことをしている訳ではないだろうな。
「ここまで恥ずかしがるなんてな」
「うるさい…っ!」
「悔しかったら自分でやるんだな」
「む、無理だって…!」
「はあ…、君って人は…」
ティエリアの溜め息が聞こえた。これ、確実にあれしてると考えていいよな。あれしてるよな。
ヤバイよな。浮気だよな。しかも三人でかよ。
「やっぱりおれには出来ない…!」
「全く、あれだけやれるとほざいていたのにか」
「それ貸せ、俺達がじっくり身体に教えてやる」
これは、
もう、
耐えきれない。
ばん、と扉を開いて、
「刹那!ティエリア!お前ら何を――…!」
「フラフープ、だけと……」
(ピンクスイッチA)
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