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2017/10/01(Sun)04:35:大嫌い:地雷を踏んだと焦るロックオンと嘘をつくお嬢

妹がとある韓ドラを見ていて、大嫌いシリーズでも出来そうな気がしてシチュエーションパクりました(笑)

お嬢の故郷にて。



…」
「なんだ?」
「今足元でカチって音が聞こえたんだが…」
「……。」
「おい!地雷って事じゃねぇよな?!なあ!!」
「うるさい!動くな!」
「ど、どうすれば…っ!これ足離したら吹っ飛ぶよな…っ?!」
「地雷だからな。当たり前だ」
「ダメだもう…、お前一人で逃げろ…」
「……。」
!お前一体何を?!」
「地面から離さないようにゆっくり足どけろ。…ん、よし。これで動けるだろ」
「馬鹿野郎!お前はどうなるんだよ!!」
「動けないな。ほら、足、もう自由だろ?」
「自由だろ?じゃないだろ!!お前が動けなくなってちゃ意味がねぇよ!!俺がもう一回そこに立つ!!足避けろ!!」
「生身のお前より半分機械を埋め込んでるおれの方が爆発に巻き込まれても生き延びる可能性が高い」
「だからってお前が俺の身代わりになる必要はねえよ!!」
「ほら、おれ、一回地雷踏んでもこうして生き残ったし、大丈夫だって」
「大丈夫じゃないから言ってるんだろうが!お前、ただでさえ大変だったのに…っ!これ以上身体を傷付けるような事はしないでくれ…っ!」
「ロックオン…」
…頼む…。せめて俺も一緒にここに居させてくれ…。死ぬ時は二人で一緒に…」
「馬鹿はお前だ。さっさと行けって言ってる」
「違う!お前が馬鹿だ!なんで愛しい女に守られてのうのうと生き延びなきゃいけねえんだ…!!」
「…、」
「頼む…俺にお前を守らせてくれ…っ、」
「…………ロックオ…、うわっ、」
「おッ!?!?うわっッ!?!?」
「………。」
「………!!!!」
「………。」
「………っ、」
「………。」
「………???」
「……ふっ、」
〜〜!!!!」
「ごめんって。」
「お前地雷があるって嘘ついたな!!!」
「でも先に一人で勘違いして突っ走ったのはお前だぞ」
「タチが悪いんだよバカ!!」
「焦ってるお前が見たくてつい」
「寿命が縮まるかと思ったぜ!!」
「ごめんな」
「笑いながら謝られても信用出来ねえからな!!」
「でも、嬉しかったな、おれは」
「…なにがだよ!」
「おれを守ってくれようとして。」
「…っ、」
「ありがとな、ロックオン。大好きだよ」
「〜〜っ!!!!このやろ〜〜!!!ずるい奴だな〜〜!!!」
「本心だぞ」
「あ〜〜もう負けた負けた!!取り敢えずトレミー帰るぞ!!帰ったらみっちり説教だからな!!」



2016/11/06(Sun)00:08:タナトスボツネタ

※タナトスボツネタ
※n回目のガエリオとマクギリス
※夢主がマクギリスに「嫌いにさせないで。」と言う話が書きたかった…けど、そこまで繋がらなかったもの
※めちゃくちゃ途中で終わる




大量に積み重なった資料とデータを見て、「手伝ってやろう」と、遅くまで私の執務を手伝ってくれていたガエリオとシン(彼女は渋々だったが)。ようやく半分くらいまで片付けた頃だったか。少しだけ外の風に当たってくる、と言って執務室を出たシンがなかなか帰って来なくて、ガエリオと二人で心配になる。
「まさか、孤児院に帰ったなんて事は無いだろうな…」
「今日は仮眠室に泊まると言っていたから、それは無いと思うが…」
思わず立ち上がって時計を確認する。
すると、ガエリオが「シンを探しに行ってくれないか、マクギリス」と私に言う。
「お前、俺達が手伝う前からずっとここに篭って仕事してたんだろう?」
「まあ…そうだな…」
シンを探すついでにお前も外の風に当たって来いよ」
まさか、そんな事を言われるとは思っていなかったから、一瞬だけ驚いて「良いのか?」と返すが、ガエリオは「戻って来たら馬車馬のように働いて貰うからな」と意地の悪い笑みを浮かべた。これは本気だな。


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「嫌いにさせないで。」はもしかしたら本編でも使うかもしれない…。



2016/11/06(Sun)00:01:タナトスボツネタ

※タナトスボツネタ
※タナトス本編とは別物
※マクギリスの夢主に対する感情はこれじゃない感が出てきてボツになったやつ
※夢主が養子に行く前




『はい、これ、もう読み終わった』

渡された本。表紙には「ケルト神話」「北欧神話」の文字。神などを信じない彼女にしては珍しいチョイスだった。
どれほど外で待ってくれていたのだろう。掠めた指先は降り積もる雪より冷たく白い。
『すまない。こんなにも冷えてしまって…』
『別に、』とぶっきらぼうに放つ声を無視してその手を握る。拍子に先程の本が地面に落ちた。
『ねえ、落ちたけど』
『後で拾うさ』
半ば強引に引き寄せる。
気を許してくれているからだろう、急に近くなった身体。特に、嫌がる素振りも見せずに此方を見上げる。
『今日が何の日か知っているか?』
彼女がそう言うのに疎い事は十分わかっていた。だから、わざと、そうやって意地悪な問いを投げた。
『何の日って…』
眉間に皺を寄せる彼女に、優しく笑みを向ける。
そのままその手を引っ張り、
ヤドリギの下へと。
『…えっ、』
そう。ケルト神話と北欧神話を読んでいた彼女はすぐ分かったらしい。
『ちょっと、冗談…』と漏らしたその唇を黙らせるかのように自身の親指を這わせた。
『そうだ。今日はクリスマス。ヤドリギの下へきた男女がしなければいけない事…その本を読んだのなら分かるだろう』
『それはキツイって。何の冗談…』
『冗談に見えるか?』
『ねえ、本当待って、私、君とは…』
『出来ないなんて、言わせない』
『…っ、ちょっ、や、』
後ずさる彼女の腰を掴んで固定する。
流れるように引き寄せて。

シン、』

急かすように、彼女を見詰めて。

好奇心だと、ずっと思っていた。

同じ怒りを抱えた仲間だと、思っていた。

この時までは。

『…待っ、マクギ……んぅっ!』


愛だとか恋だとか
怒りだとか仲間だとか
そんなこと、関係なく、

俺はただ、
シンが欲しかったのだと。
彼女の冷たさは、俺の眸には酷く魅力的に映った。



2016/08/14(Sun)02:19:唐突にエロい話

タナトスで、夢主がマクギリスにアレされちゃった時の妄想…。まずいな、無限に広がる…。

あの21話の後の二人の行為は、文章にしようという考えは今のところなくて、皆様に各々想像してもらうと言うスタンスで、それは変わりないのですが、さっき浮かんできた個人的な妄想で…マクギリスが夢主のこと脅すと言うか…、脅すとはちょっと違うと思いますが、そんなのがあったらいいなぁ、とかふと思いました。
屈辱的な目にあっているというのに、眼差しや意志の強さが死ぬことがなくて…、あまりにも落ちない夢主に向かって、マクギリスが
「もし君が積極的に私を求めてくれたらこの行為を早く終わらせてやってもいいが、どうする?」
とか何とか言っっちゃって〜〜みたいな(日本語)
そうなった時、夢主は感情を押し殺して、行為が早く終わるようにってマクギリスに精一杯抱き着いて「マクギリスぅ、!」ってやっちゃうのか、
それとも、行為が長引いても構わない。私は絶対に屈しない。ってタイプなのか…、
どっちなんだろう〜〜〜〜泣泣
って妄想爆発。深夜だから日本語おかしい…笑
個人的には前者がグッときますが、夢主の性格を考えると後者っぽいですね。



2016/08/02(Tue)01:25:タナトスで最初の三人



「眠そうだな」
「任務…さっき帰って来た…」
「お前も家族の為とは言え、頑張るな」
「ガエリオうるさい黙って」
「急に辛辣だな!」
「少し寝る…。五分経ったら起こして…」
「五分で良いのか?」
「う、ん。…だい、じょう…ぶ」
「おい、寝るならちゃんとしたところで寝ろ。マクギリスだって執務があるんだぞ」
「だって、マクギリス…体つき…いいから…触った感じ…ちょうど、いい…」
「おい!正面から抱き着くな!せめて膝枕とかにしろ!」
「うるさい…っ、マクギリスは何も言ってないじゃん…」
「まあ、私は構わないが」
「いやだめだ!マクギリスはアルミリアの婚約者なんだからな!そんな事したら浮気と見なすぞ!お前らくっつき過ぎだ!!」
「別に良くない…?」
「ガエリオ、もしかして羨ましいのか?」
「な…っ!?ち、違うからな!!断じて!!」
シン、ガエリオはダメか?」
「ガエリオ、マクギリスより筋肉無いじゃん…」
「おい、シン。お前マクギリスのどこ触ってんだよ」
「きもちい…」
「あ"ーっ!!やっぱお前ら離れろ!!」
「ああもうわかったから静かにして」
「!!」
「…これで、満足?」
「おっ、おい!本当に俺のところに来なくても…!」
「静かにしないとさっきのマクギリスみたいに正面から抱き着いてやる」
「な"…っ?!」
「おとなしく膝枕してよ…」
「…っ、」
「五分…だけ、だから…」
「……っ、」
「……。」
「おや、すみ…」

「………。」

「………。」

「………。」

「本当は、正面から抱き着いて欲しかったんだろう?ガエリオ?」

「うるさいぞマクギリス…。シンが…、眠れないだろう…」

「ふ…、そういう事にしてやろう」



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