コネタ部屋 - - - - - - - - - - - ▼ 患者を求めて…。9 「やあ、おやっさん。今日も格好いいな!」 「そういうテメェも元気そうだな。いいことでもあったか?」 「おやっさんに会えただけで俺は幸せだ。元気なおやっさんを見ると俺まで元気になってくるからな!」 「グララララ!そうか、そりゃあ何よりだ」 「お、あれ変態とオヤジじゃねェか。なんかあったのか?」 「あいつがオヤジに近づくとロクなこたァねェんだ…。サッチ、止めてこいよい」 「イヤに決まってんだろ!つーかあいつ、オヤジに対しては結構普通だな」 「ところでおやっさん。ここに猫耳というものがあるんだが、つけてみないか?」 「歪みねェな…」 「ぶっ殺す!」 「まァ落ちつけよマルコ。オヤジがつけるわけねェだろ」 「ほォ…そりゃあ宴会芸か何かか?」 「いや、俺の萌えの為に是非つけてほしい」 「何だ。お前もエースみたいに燃えるのか?いつの間にそんな能力身につけてたんだ」 「おやっさん、惜しい。でもそういうちょっと天然なおやっさん萌え」 「俺は燃えちゃいねェよ」 「やっべ、萌えたぎった。おやっさん、是非つけてくれ!」 「そういったもんはお前がつけろ。きっと似合うぞ」 「……俺に似合うか?」 「ああ、きっと似合う」 「おやっさんに言われちゃあつけるしかねェな!…どうだ?」 「違和感はあるが、まァ楽しめるな」 「そうか!このぎこちなさが逆に萌えるってわけだな!」 「他の奴らにもつけさせろ。なかなか面白いことになりそうだ」 「おお!いい考えだな!きっとエースやハルタ、イゾウはぴったり似合うと思うぞ!」 「今度の宴、楽しみにしてるぜ」 「任せろ!サッチはきっとノリノリにつけてくれるな…。マルコは絶対に照れるに違いねェ…!恥じるおっさんは最高に萌える、萌えたぎるぞ!拒否するだろうがおやっさんのお願いに弱いからな。きっとつけてくれるに違いない!恥らいながら猫耳をつけ、もじもじするマルコ…。おやっさん、興奮が収まらない場合はどうしたらいい!?」 「海に飛び込んでこい。イヤでも冷めらァ」 「解った!でも今雪降ってるぞ?」 「寒かったら俺が温めてやる。だから遠慮せず飛び込んできやがれ」 「おやっさん…!男前すぎるだろ、惚れ直した!一生おやっさんについて行くぜ!」 「グララ!例えお前が拒絶しようがお前は一生俺の息子だ」 「これ以上惚れさすなよ!愛してるぜ!」 「解ったから飛び込んで、お前のいう燃えというものを冷ましてこい。このあと演習だろうが」 「おお、そうだったな。よし、飛び込んでくる!」 「………で、マジで飛び込んだ、と」 「そのまま死んじまえばいいんだよい」 「…猫耳つけたくねェのか?」 「つけるぐらいならお前と同じベットで寝たほうがマシだい」 「いや、俺は勘弁な。猫耳のほうがマシだ。でもオヤジ楽しみにしてるっぽいぞ?」 「ぐっ…」 「まァ、諦めることだな!」 「あいつが余計なこと言わなきゃよかったんだよいっ…!そのまま沈んでしまえ!」 ( × | ▽ ) |