女主男主コネタ | ナノ

コネタ部屋
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 患者を求めて…。9

「やあ、おやっさん。今日も格好いいな!」
「そういうテメェも元気そうだな。いいことでもあったか?」
「おやっさんに会えただけで俺は幸せだ。元気なおやっさんを見ると俺まで元気になってくるからな!」
「グララララ!そうか、そりゃあ何よりだ」

「お、あれ変態とオヤジじゃねェか。なんかあったのか?」
「あいつがオヤジに近づくとロクなこたァねェんだ…。サッチ、止めてこいよい」
「イヤに決まってんだろ!つーかあいつ、オヤジに対しては結構普通だな」

「ところでおやっさん。ここに猫耳というものがあるんだが、つけてみないか?」

「歪みねェな…」
「ぶっ殺す!」
「まァ落ちつけよマルコ。オヤジがつけるわけねェだろ」

「ほォ…そりゃあ宴会芸か何かか?」
「いや、俺の萌えの為に是非つけてほしい」
「何だ。お前もエースみたいに燃えるのか?いつの間にそんな能力身につけてたんだ」
「おやっさん、惜しい。でもそういうちょっと天然なおやっさん萌え」
「俺は燃えちゃいねェよ」
「やっべ、萌えたぎった。おやっさん、是非つけてくれ!」
「そういったもんはお前がつけろ。きっと似合うぞ」
「……俺に似合うか?」
「ああ、きっと似合う」
「おやっさんに言われちゃあつけるしかねェな!…どうだ?」
「違和感はあるが、まァ楽しめるな」
「そうか!このぎこちなさが逆に萌えるってわけだな!」
「他の奴らにもつけさせろ。なかなか面白いことになりそうだ」
「おお!いい考えだな!きっとエースやハルタ、イゾウはぴったり似合うと思うぞ!」
「今度の宴、楽しみにしてるぜ」
「任せろ!サッチはきっとノリノリにつけてくれるな…。マルコは絶対に照れるに違いねェ…!恥じるおっさんは最高に萌える、萌えたぎるぞ!拒否するだろうがおやっさんのお願いに弱いからな。きっとつけてくれるに違いない!恥らいながら猫耳をつけ、もじもじするマルコ…。おやっさん、興奮が収まらない場合はどうしたらいい!?」
「海に飛び込んでこい。イヤでも冷めらァ」
「解った!でも今雪降ってるぞ?」
「寒かったら俺が温めてやる。だから遠慮せず飛び込んできやがれ」
「おやっさん…!男前すぎるだろ、惚れ直した!一生おやっさんについて行くぜ!」
「グララ!例えお前が拒絶しようがお前は一生俺の息子だ」
「これ以上惚れさすなよ!愛してるぜ!」
「解ったから飛び込んで、お前のいう燃えというものを冷ましてこい。このあと演習だろうが」
「おお、そうだったな。よし、飛び込んでくる!」

「………で、マジで飛び込んだ、と」
「そのまま死んじまえばいいんだよい」
「…猫耳つけたくねェのか?」
「つけるぐらいならお前と同じベットで寝たほうがマシだい」
「いや、俺は勘弁な。猫耳のほうがマシだ。でもオヤジ楽しみにしてるっぽいぞ?」
「ぐっ…」
「まァ、諦めることだな!」
「あいつが余計なこと言わなきゃよかったんだよいっ…!そのまま沈んでしまえ!」


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