コネタ部屋 - - - - - - - - - - - ▼ グータラ海軍日誌。その1 !注意! 海軍設定の新しい男主です。 煙さんと青雉さんと時々じいちゃんと仲良くするだけ。 出勤時間を確認し、大きなカバンに大量の飴やチョコやドーナッツなどといったお菓子を詰め込んだ。 カバンだけでなく、私服のポケットにも小さなお菓子を詰め込む。 もちろん、「正義」の二文字が入った大切な制服の内ポケットにも入っている。 「さあ、今日も頑張ってサボるぞ!」 張りきって家を出たのはいいが、出勤時間は余裕で過ぎていたのだった。 「あ、スモーカーさんおはようございまーす」 「テメェ今何時だと思ってやがる」 支部につくと今からどこかへ向かおうとしている彼の上司、スモーカーを発見した。 ここは明るく、そして元気に挨拶するべきだ! そう判断した青年は片手をあげて挨拶をする。彼に「上司を敬う」という言葉はないらしい。 そのせいでスモーカーの額に一つに青筋が浮かび上がる。 「今ですか?…もうちょっとでお昼ご飯の時間ですね!今日のお昼はなんだろう」 「仕事なめてんのか」 「とんでもない!昨日よりは早いじゃないっスか。昨日より早く来た俺を褒めてほしいっス。ほら、日々成長してる俺を褒めやがれ」 「殴るぞ!」 「った!殴ったあとに言わないで下さいよ!マジ野蛮っス」 「それとそのカバンの中身を見せろ」 「え?」 「今日からお前だけ荷物チェックをするようにした。見せろ」 「えー…また俺だけっスか…。別にいいですけどねー。ほい」 口を尖らせながらカバンを開くと、甘い匂いがスモーカーの鼻を刺激し、すぐに顔を背けた。 その反応を見た青年はニヤリと笑ってカバンをスモーカーの前に突き出し、無理やりかがせる。 甘い匂いが苦手なのを知っててわざとやっている最低な部下だ。 「没収だ!」 「甘いの嫌いなのに?え、もしかしてスモーカーさんってマゾなの?」 「服の中に隠してるものも出せ!いいか、全部出すまで中には入れねェからな!」 「……っていうことは、家に帰っていいってことっスか?」 「前言撤回だ。出さねェと一週間雑務させてやる」 「あったま固いなー…。ほら、これでいいんでしょ」 カバンをスモーカーに渡し、体中に隠し持っていたお菓子をその場に落とす。 一体どこにそんな大量のお菓子が入っていた。とツッコミをいれたくなるほど、青年から大量のお菓子が出され、スモーカーは朝っぱらから頭を抱えるのだった。 「お前はここに何しに来てやがる…」 「遊びに?」 「演習行くぞ!そのたるんだ根性叩き直してやる!」 「そういう熱血系流行りませんよ?」 「いいからついてこい!」 「いたっ。ちょ、おいコラ鬼上司!首根っこ掴むな!」 「ぶっ殺してやる…!」 「殺してやるって言っちゃってるし!誰か助けてー!」 スモーカーの部下に助けを求めても、視線を反らして沈黙を続けたのだった。 ( △ | ▽ ) |