拍手お礼小説 第6弾



ルーシィみたいに、ドラゴンスレイヤーがドラゴンを呼び出せる魔導士だったら第3弾(タイトル)
過去を覗いて見よう。



火竜の場合


「ガジル、本当に大丈夫か?無理をしてるんじゃないか?」

「だーかーら、大丈夫だって!心配しすぎだってのメタリカーナは!!」

「心配に決まっているだろう!その鍵、火竜はアレの息子だぞ?しかも雷竜の鍵まで…!!心配しないわけがない!!」

※メタパパも滅竜魔導士やってました

「いや、わけわかんねーし!!兎に角、もう行くからな?じゃ」

「本当に、本当に気をつけるんだぞ!?そいつらに隙を見せるんじゃないぞ!?」



「アレの息子って…とりあえず、呼び出してみるか。開け、火竜の扉!ナツ!!」

「はよーっす!!」

「うわっ軽っ!!」

「あ、お前がイグニールの言ってた鉄竜の…へぇ…………初夜は優しくしてやるから安心しろよな!」

「あ、わかった、こいつヤバイ。って何だよ、手をわきわきさせながら近付くな!!」

「いやぁイグニールがさ、メタリカーナの息子だから、絶対美人だって騒いでたから気になってたんだよ。うん、超俺好み」(きりっ)

「ときめかねーよ!?強制へいm「はい没収〜」ああぁぁああああ鍵がぁぁあああああ!!」

「まずは親交を深めようぜ、ガジル」

「ひっ…!!やだやだやだやだこっち来んな!!」

「そんなに怯えるなよ〜、超滾る」

「傷つくでなく!?俺はオーナーなんだぞ?言う事聞けよ!!」

「まだ契約前だし〜。え、なになに、泣いちゃう?かーわいー!!」

「っメタリカーナァァアアアアアア!!」



********

メタパパも現役時代にイグニールの餌食になってます。
ナツの変態はパパ譲り!!







雷竜の場合



「ど、どうにか…閉門できた…あいつは極力呼び出さないようにしよう、それがいい…で、次は…開け、雷竜の扉!ラクサス!!」

「んだよ、オーナー男かよ…」

「これはこれでムカつく」

「あ?あー…お前、メタリカーナの息子か?」

「だ、だったら何だよ」

「火竜のナツに襲われただろ」

「何でわかんだよ!!あ、そうか、お前ら知り合いか!!」

「腐れ縁ってやつだ。そーかそーか…それなら話は別だな」

「……あの、何で近付いて…って、これデジャヴ!!」

「言葉は悪ぃが、容姿は悪くねーな。合格だ」

「嬉しくない。激しく嬉しくない」

「おいオーナー、さっさと契約するぞ。こっち来い」

「はぁ!?やっちょ、顔近い!!顔近いから!!」

「雷竜の契約はキスなんだよ。おら、さっさとしやがれ。食っちまうぞ」

「食う、に、他意を感じる!!つーか、キスで契約とかあるわけねーだろ!!強制閉門!!!!」

「てめっ…!次に出てきたら覚悟しとけよな…」

「やだ!こいつもヤバい!!」



*******

ラクサスは問題児で有名なドラゴンです。
多分、帰ってからナツんとこに行って、ガジル雑談が始まります。





天竜の場合



「これで最後か…グランディーネんとこのだって言ってたっけ…開け、天竜の扉!ウェンディ!!」

「ははははははい!オーナー、よろしくお願いします!!」

「お、ちっこい。って、それ木だから。俺こっちだから」

「はっ!す、すみません!!えっと、グランディーネから聞いてます、鉄竜のガジルさん…です、よね?」(ビクビク)

「(めちゃくちゃ怯えられてる…!)お、おう…」

「あの、私、サポート系の魔法しか使えなくて…その、ちゃんと役にたてるかどうか…」

「でもあのグランディーネの子供だろ?んな気にする事ねーって」

「あう…でも、私、どんくさいから…グランディーネみたいにやれるかどうか…」

「(すげぇマイナス思考!!)ん?おい、膝どうしたんだ、それ」

「え?あ、これは、さっき転んじゃって…」

「ちゃんと手当しとかねーと化膿すんぜ?天竜は自分の傷は癒せねーんだからよ」

「す、すみませんっえ、あの、膝ついたら服が汚れますよ!」

「別に気にしねーから。ほらよ」(絆創膏をぺたり)

「……ありがとう、ございます」

「おう。それから、オーナーじゃなくていいからな?名前で呼んでくれた方がやりやすい。な、ウェンディ」

「っはい、よろしくお願いします、ガジルさん…!」



********

とまぁ、こんな訳でウェンディはガジルに懐き始めました。
ちょっぴり恋心があったりしたら、尚良い。可愛い!!



毒竜の場合



「………どちら様ですか」

「鉄竜のメタリカーナだ。毒竜、貴様に頼みがあって来てやった」

「態度でかいなオイ。つーか何だよ頼みって…面倒事はごめんだぜ?」

「私のガジルが滅竜魔導士として旅に出た。で、お前にはガジルをサポートしてもらいたい」

「面倒くさい」

「そう言うと思って、お前の鍵は既にガジルの荷物に紛れ込ませておいた」

「はぁぁあああ!!?何だこの親バカ、本当にバカじゃねーの!?」

「火竜と雷竜は既にガジルを狙っている…ガジルを穢されるわけにはいかん」

「俺の意思は完全無視か」

「グランディーネのところのウェンディもいるが、気が弱い。だから頑張れ」

「だからじゃねーよ、そして帰ろうとすんな!!俺の鍵返せ!!」

「無理。近いうちに呼ばれるかもしれないな…なんせ主力があの二人だからな」

「やだやだやだやだ関わりたくない!!俺の平穏返せー!!」



*******

でも、律儀に働きます。苦労人コブラ、ここに誕生!!
メタパパは極度の親バカ。





鉄竜の過去

メタパパの手持ちは火竜(イグパパ)と天竜(グラママ)



「メタリカーナ、俺と結婚しよう」

「うるさいわよイグニール。変態が染つるから近付かないでちょうだい」

「……だからなぜ私を抱き締める。苦しい」

「あらごめんなさい、あまりにも不憫だったから」

「不憫言うな。おいイグニール、尻を撫でるなブチ殺すぞ」

「え、スキンシップだし。なぁメタリカーナ、子供は何人ほしい?俺は一姫二太郎でも…」

「黙れ変態!!誰が貴様のガキなど産むか!!産めるか!!」

「……ちょっといい?」

「何だグランディーネ…私はこいつを罵倒するのに忙しいんだが。と言うか貴様ら、私の魔力を使ってゲートをくぐってきていないか?頭が痛くなってきたぞ」

「それはごめんなさいね。それより、何で貴方が産む設定になってるの?」

「は?」

「子供欲しいって言われてたけど、産んでくれとは言われてないわよね。もしかして、イグニールに気があるのかしら…ふふふ」

「……はっ!いや、そんなつもりで言ったんじゃ…!!」

「何だよそれならそうと言ってくれよ!ツンデレだなぁメタリカーナは」

「ぎゃぁぁあああああ!!腰に変なもん押し付けるな!!離れろ変態!!あ、魔力…切れ、る…」

「イグニール、今よ、パクっといっちゃいなさいな」

「喜んで!!」



********

メタパパが火竜を警戒するのはこんな過去があったからでありますからしてもしもし。
グランディーネは何か面白そうなので便乗してます。
ちなみにグランディーネの必殺技は、毒舌・効力は相手の心をへし折る、です。


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