※現パロ
「っ!!」
この光景は何なのだろうか。
私は急いで携帯を開きカメラモードにする
ピロポン、と何とも可愛らしい音をたてた時彼がこちらを向いた。
「消せ」
「い、いやです」
きっと仕事をしていたんだと思う。パソコンには長い文字の羅列があるから。
そんなパソコンの画面から目を離しリヴァイさんは今私を睨んでいる
「盗撮だぞ」
「素敵、すぎて」
「あぁ?」
「リヴァイさん、目悪いんですか?」
指を差した先には眼鏡。
そうリヴァイさんが眼鏡をしていたのだ。今まで一緒に居たときには見なかった眼鏡。
目が悪くなったから買ったのだと思った。
「いや、仕事をするときだけだ」
「はぁ、好き」
ぽわん、とハートが飛んでいく。あぁ、いつも仕事を持ち帰らず会社でやってるからこんな姿見たことなくて当然だ。
最初は大量の仕事を押しつけた上司に怒りを覚えたものの、こんな素敵な彼の姿が見れたのだ感謝感激!!
「かっこいい」
「………酔っぱらってんのか?」
「まだお昼だよ?」
「昼間っから飲むんじゃねぇよ」
「飲んで無いってば!」
普段からリヴァイさんの事は格好良いと思っているが口にはしない。なんとなく恥ずかしいし!
「眼鏡のリヴァイさん、好き、格好良い」
あぁ、私は彼にベタ惚れだ。
ダイニングテーブルに座っているリヴァイさん。私も隣に腰掛けて彼の手を握った。
リヴァイさんは仕事を止めて不思議そうな顔をした
「ずいぶんと積極的だなぁ?リズ?」
「え?」
「俺の眼鏡姿がそんなにいいか」
「え、うん。凄く素敵だよ!」
手を組み替えられてひっぱられる。
「わっ」
唇と唇がくっついた
眼鏡が私の顔に当たってしまう。それでも関係ないかの様にリヴァイさんは唇を噛み付いてくる
「んっ、」
ねっとり、じわりと体温が伝わるようなキスに身体が溶けてしまいそうだ
(リヴァイさん好き好き好き好き好き)
ゆっくりと離された唇。私は名残惜しそうに唇を尖らせたままだ。
「キスすんのに邪魔だからお前と居るときはかけなかったんだが…」
目が合って顔が見える
「お前が喜ぶならたまにはかけてやる」
(きゅんっ)
眼鏡の魔法
(リヴァイさん好きっ!大好き!!)
(わかったからこれが終わるまで待ってろ)
(いや!今すぐ!愛を確かめよう!好き!!)
(後でな)
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眼鏡のリヴァイさんが好きなだけ!笑

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