「山本」

「ふおッ!?」

ソーメンパンを食べながら、俺は思わず飛び上がってしまった。


雲雀が、自分の名を呼ぶ。

「ひ…ヒバリ…?」

それは滅多にないことであり、何か企んでるときだ。


きっとこのあと、彼はこう言うだろう。



「ねえ、ちょっと頼まれてくれる?」

ほら、来た。


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