[]

永倉さんとネズミーの国に来ました。

〈ネズミーシー編〉

〜入り口にて〜


「楽しみだな、沙羅ちゃん!」

「ですねー。あ、新八さんちゃんと耳、つけてくださいね」

「おぅ!じゃあ沙羅もつけてくれよな」


〜開園〜


「よし走るぞ!」

「あ、ちょ、ちょっと新八。ごめん、私ヒールなんだけど。走れない」

「ん?…んー、じゃ」


ヒョイ


「これでタワー・おぶ・テ○ーのファストパス取りにいって、取ったられいじんぐに行くぞ!」

「は?ば、ばか!ちょっと、待っ、下ろして!すごく恥ずかしいから!新八、聞いてる?」


入場するやいなや、駆け出そうとする新八。彼の頭の中にはファストパスを取るということしかない。

だが、沙羅はヒールのある靴を履いている。十秒くらい悩んだ結果、新八は沙羅を横抱き(つまりは姫抱っこ)で、ネズミーシーを駆け抜ける、という手段を思い付いたのだった。


さて、この後どうなるのだろうか。


続く…



- 1 -
PREVNEXT
[]


「#エロ」のBL小説を読む
BL小説 BLove
- ナノ -