日記 | ナノ

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≫ ひとりごと 06/06(Thu) 10:36
ここ最近ずっと思ってることがあって悩んでいます。それは更新したいのに話を書く時間がなかなか取れないことです!!これはとんでもなく深刻な問題です!!
時間が経てば経つほど、話を書く腕も落ちてしまうからあまり時間は置きたくないんですけど、まとまった時間で一気に書きあげたいですし…。このままだと妄想が膨らんでくばっかでよろしくないですね!!夏休み楽しみです!!


≫ SS 05/18(Sat) 00:03
刀剣乱舞にもハマりました。鶴丸国永がかっこいい。書き方を思い出す為にも短いのを少し。

ひとつぶのしずくがぽたり、こぼれ落ちた。
頬を伝うそれは、彼の温もりに吸い込まれ、じわり、染みのような弧を描く。目の前に映る金色の双眸は優しく歪んだ。徐に伸びてきた指先が、流れ落ちたしずくの軌道を拭うと「これは、おどろいた」と柔らかい声で呟いた。ぼんやり彼を見つめていれば、目前に陶器のような白い肌が広がって、こつんと額がぶつかった。そして重なる薄い肌。金色の瞳は伏せられて、目元に影を落としている。柔いぬくもりがとけて混ざる。え、と空気の抜ける音がした。
「おれも、きみを好いている」


≫ SS 04/25(Thu) 22:23
シャル死ネタ

届きそうで届かない何かがあった。
それはまるで、山の頂から光る星を掴もうとして掠りもしないそれに似ていたり、フェイクアートから飛び出した絵を触ろうとして空を切ったようなものだと八月半ば、一人星を見つめる私は思う。

「ねぇ、シャル。星を見に行こう」
「どうしたの急に。オレこう見えて忙しいんだけど」
「ペルセウス座流星群見たくて。仕事終わったあとでいいよ。でも八月十三日までに終わらせて」
「ウソだろそれ、明日じゃん」
パソコンにかじりついた顔を上げて「急すぎ」とベッドに寝転がる私を恨めしげに見るが、私はそれを知らないふりしてシャルに近づき肩に手を置いた。無茶を言っているのはわかっている。だけど彼ができる男なのは知っていた。顔を覗きこんで、少し甘えてやれば承諾してくれることも。だから「頑張って」と私が言えばシャルはあーもうとため息ついて、「わかったよ」と頭をかいた。
「あと三時間。もう少しだけ待って」
そう言うと本当に三時間で終わらせて、どの山に行くか何を持っていくか、シャルは色々と考えてくれた。次の日の昼は準備を済ませて山に向かった。その日は雲一つない晴天で、暗くなると星が綺麗に光っていた。
「これなら流星群もよく見える」
そういった彼に同意する。思わず手に取りたくなる光の集合体に手を伸ばす。
「シャル、いつもありがとう」
呆気に取られた顔をして、次に彼は吹き出した。
「なんだよ、いつものことだろ」
結局その日、流星群は見れなかった。もしかしたら見逃していただけかもしれない。しょぼくれていた私に「また来年こよう」といった彼にヘラヘラしながらだいすきだとと伝えると同じようにオレもだよと笑ってくれた。

あなたは私の憧れだ。ずっと前からそうなんだ。私が転んで怪我した時も、怖くて木に登れない時も、どんな時も「しょうがないなぁ」と呆れたように笑って手を差し伸べてくれた。泣きべそかいて「ありがとう」と手を取る私の姿があなたにどう見えていたのかはわからないけれど、その目に私がしっかり映りこんだのは確かで、それが何よりも嬉しかった。
私より頭一つ大きくて、金色の髪を携えて、少し幼い顔立ちで、でも逞しい体をしていた君。
シャルはいつも優しくて、いつも私のそばに居て、だからいつもシャルを頼った。
だいすきだと伝えたあれは友愛じゃなくて、ちゃんと言えば応えてくれただろう好きという気持ちに、私は親愛だと言い聞かせ、もう一歩踏み出せば届いた距離に怖気づいて蓋をした。だってあなたがいれば幸せだった。それ以上望んだらバチが当たる、そう思ってた。だから望まなければ永遠に続くと思ってたのに、私の勘違いのようだった。彼は先に死んでしまった。
ねぇ、シャル、どうしようもないくらいあなたが好き。あなたのいない世界がこんなにもつまらないものだなんて思わなかった。ねえシャルお願い、いつもみたいに手を引いて。こんな時だけ先に行ってしまわないで。
届きそうで届かない距離にいる彼に向かって好きだと告げる。去年と同じ場所でシャルを思った。チカチカと光る空に雨のように白い線が走る。この美しい景色を見たら、きっとあなたも泣いてくれるだろう。


≫ SS 04/23(Tue) 02:56
手を伸ばしても空を掴むだけだった。
私が追いかけたあの人の姿は今ここにはない。陽の落ちた浜辺に一人。さらさらと流れる白いサンゴが波にのり、私の足はゆっくりと沈む。熱くなる目頭から雫が一滴、静かにこぼれた。水面に描かれた波紋のように私の思考も広がって、彼の冷たいことばが頭をよぎった。
「もう用済みだ」
かち合った視線に捕らわれて、動けなくなった私に刺さった冷たいナイフ。今もズキズキと胸が痛み出す。感覚として残っているからか、足が海水に浸かっているからなのか。すうっと体温が奪われるような感覚に身震いし、空を切った自身の腕を抱きしめた。
とまらない震えは恐れか寒さかはわからない。
それでも私はどれだけ胸がえぐれるような思いをしても、あの男のもとにいたいと願っていた。あの夜空を輝く星の中、何よりもうつくしい月のように、静かに佇む男のもとへ。
「お前はよくやったよ」
そうやって離れていくまでは、たとえ服が擦り切れても、手足が傷ついても、この手をどれだけ汚しても、私は諦めることなんて出来なかった。あの人の望むものを必死になって探し回って、手に入れたものを愛でもせず、喜んでほしいとあなたに渡した。それがどんなに間違ったやり方なのかもわからずに、必要ないと何度投げ捨てられようと、私はこれが正しいやり方だと信じて懲りもせずに繰り返した。
だけど、ぼろぼろになって、もう動けなくなって、あなたの役に立てなくなったその時に、あなたのモノになんてなれやしないと、私は初めて受け入れた。
ずっと前から気づいていたのに。なんて愚かな女だろう。
流れるサンゴに逆らって、私はまた一歩、地面を踏みつけた。服が水を吸い、沈むような感覚の中、見上げたその先にある空をみて安堵した。彼と私は最初からこんなにも違うではないか。初めからあの月に辿り着く答えはどこにもなかった。


クロロが好きで好きで仕方なくて追いかけていたのに、見放されて海に一歩前進、みたいな話。Twitterに投稿したものはこっちにも掲載していこうと思います。


≫  04/21(Sun) 22:53
一息つけるタイミングだったので各ページを少しずつ調整してみました。不具合がないといいのですが…。更新速度もバリバリに落ちてますがのらりくらりやっていきたいと思ってます。ただ、企画の更新はとにかく早めを目標にしてるので…!


≫ ネタ 04/21(Sun) 22:47
随分前、Twitterに投稿したフィンクスと幼馴染ネタです。

私には、フィンクスという幼なじみがいる。流星街に捨てられたときからずっと一緒。幼い頃から力が強くて、無茶をしがちな私の幼なじみ。
流星街での生活はフィンクスの方が少しだけ先輩で、何も出来ない私の手をイライラしながらぎゅっと握りしめてくれた。見放すわけでも、突き放すわけでもなく、私が出来ないことを出来るようになるまでずっと近くにいてくれた。
だからフィンクスのことは兄のように信頼しているし、これからも頼っていきたいと思っている。フィンクスの方も同じだと思っていた。いつまでも目が離せない妹なんだと。……だから、そんな男の目に、いつから私が女として認識され始めたのかを考えなくてはならない。隣にいる男の独り言のような言葉を聞いたせいで。
「    」
フィンクスが私の名前を呼ぶ。アルコールが入っているだろう身体は熱っぽく、ほんのり頬が赤らんでいる。とろんとした目で私のことを見据えては、先ほどと同じ言葉を繰り返す。「オレと付き合えよ」なんて、酔っ払ってるくせに妙にはっきりとした口調で、だ。
「なに、言ってるのさ」


≫ 面白いことがあったので 04/13(Sat) 21:41
携帯が電車に轢かれました。
帰りの時間を調べようとして携帯をポケットから取り出した瞬間、見事レールの上に着地。電車が来るまであと一分。どうする私!心の中で格闘。まあ飛びこむなんてできるわけもなく、非常停車ボタン押させて頂きました。ご迷惑おかけしてしまって大変心苦しかったです。
ずっと側に付き添ってくれた駅員の方は「大丈夫、きっと平気だよ」なんて励ましてくれましたが、私には分かってました。レールの丁度真上に落ちた携帯が無事なはずないと。安全確認を終え、電車が通り過ぎ、ちらりと見えた私の携帯。なんと見事な割れよう。バリバリでした。そりゃそうですよ。30トン越えの車両が90km / hで走って来るんですよ?無事なわけないですよね。ペシャンコになった携帯を見てなんとも言えない気持ちを抱えて家に帰りました。
わたしの携帯、お陀仏しました。


≫ 更新したいし話したい 02/27(Wed) 00:25
今受けてる2級の講座があるんですけど、いかんせん課題が多くて多くて。バイトも遊びもしながらその課題もこなして講義を受けるとめちゃくちゃ眠いんですよね。
遊ばなきゃいいんだろうけどそんなことも出来るわけなくて、何が言いたいかと言うとすんごくしんどい。夜中まで必死こいて課題を終わらし、ちょっと寝て学校へ向かい、6時間ひたすら先生の話を聞く。なんだか理解できない魔術でも聞いてるんじゃないかって気になりますね。
やりたいって言ってやり始めたのは自分なんで絶対合格はもぎ取る予定なんですが、もう、眠い。果てしなく眠い。頑張りたいけど未だ半分近く残ってる課題と向き合ってたらどうにも元気が出なくて日記に愚痴ることに(笑)
でも、皆さんから送られてくるお祝いの言葉やリクエストはすんごく嬉しくて、めちゃくちゃ大変だーって思ってても頑張ろう!!って気になるのでほんと有難いです。今、全部プロット?もどき?みたいなのは出来てるのであと書くだけです。待っててください。妄想だけは大好き人間です。
それと、最後になりましたがお越し下さる皆様本当にありがとうございます。いつも励みになります。


≫ ひとりごと 02/22(Fri) 01:58
1周年記念をしたら早速たくさんのお祝いの言葉とリクエストいただけてすごく嬉しくなりました!!本当にありがとうございます!!リクエストは時間かかってしまうかもしれませんが絶対に消化していきたいのでぜひ楽しみにしていて貰えたらなと…思っています…!約束は実行します!!


≫ 大変おそいのを承知で 01/27(Sun) 13:40
私が不在にしていた2018年の3~8月にかけて頂いた拍手コメントにお返事をさせていただきました…!遅くなってしまい申し訳ございません!お返事不要でくださった方もありがとうございます!凄く嬉しいです!


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