Godangel | ナノ
22
「・・・やっぱりコヨルは強いな」
『レッド君もなかなかさ!』
「コヨルのバトル初めて見たぜ・・・すごかった!」
きらきらと瞳を輝かせて僕に話しかけてくるレッド君とグリーン君。えへへ・・・照れる
周りで記者が質問をしてきた。うーん顔出したの初めてだったしなぁ
『えっと、今日はお引取りねがいたいんですが・・・』
「そんなことおっしゃらずに!さぁさぁ!」
うざい・・・うざいぞこやつら
レッド君とグリーン君も顔が引きつっている。この状況どうしようかね・・・むぅ
・・・・・・・ん?なにやら別の波動が・・・えっとこれは・・・
「コヨルちゃああああああああああああああああああん!」
『ぐぇっ』
このやろう。急に抱きしめて床と頭がこんにちはしたせいで変な声が出た。やべえ
「会いたかったよー!今日も可愛いねえ・・・どこかの男に襲われたりしてない!?」
『あーうん。大丈夫だよ・・・ダイゴ』
抱きしめて頬をすりすりしてくるこのイケメン。否、ダイゴ
『というか顔近い。ここ記者達の前』
「ダイゴ様とはどういうご関係で!?」
後ろでレッド君とグリーン君がポカーンと口を開けて見ている。こりゃだめだな
『・・・ダイゴくるし・・・ゲフ』
「ああああごめんねコヨルっ!」
『だ・・・いじょうぶ・・・つかれた』
相変わらずぎゅうっと抱きしめて頭を撫でる癖はかわっていない。
・・・・・・・・・この人、いいにおいするんだよなぁー。いつも洞窟とか行ってるのに汗臭いにおいとか全然しない
それどころか僕の好きな柑橘系のにおいがする。うひゃあー!
「・・・コヨルになにするんだ」
ゲシっとレッド君がダイゴを蹴った。蹴った!?
グリーン君はその上に乗っかってジャンプしてる。ああああギュフッとか言ってるよダイゴ!?
『ちょ、落ち着いて!!』
「・・・コヨルが言うなら。グリーン」
「・・・しょうがねえな」
なんでこの二人、こういうところで息ピッタリなのかな
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はい、嫉妬する二人の図
ダイゴさんやワタルさんはロリコンです。
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