すき、すき、すき
「あっ…ゆーし、だめ…だって!」

「大丈夫やって。もうみんな帰ったし。」

「そういうコトじゃねーだろ!ここ部室…ひっ…!」

日焼け知らずの白い内腿を撫で上げると可愛い悲鳴を上げる岳人。

「せやかて、もう我慢できひんもん。触るだけやから…」

「お前は絶対触るだけじゃねーだろ!このへんたい!」

今の岳人は着替え途中でシャツ一枚羽織っただけの姿。スラリとした足をさらけ出し、忍足に押し倒されている。

「ちょお黙って、岳人。」

「んっ…」

騒がしい岳人の口をキスで塞ぐと、再び行為を再開し出す。

左手で執拗に足を撫で、ギリギリのところでソレに触れない。右手はシャツの上から乳首を軽く触るだけ。
忍足のもどかしい愛撫に次第に岳人の吐息が色めいてくる。

「ぁ、ん…ゆーし…!」

ゆるく勃ち上がってきたソレを隠したくて足を閉じようとするが、間に入った忍足の足に阻まれてしまう。

「どうしたん岳人、感じてきたん?」

「〜!いじ…わる!」

「…なぁ、触ってて言うてみ?」

カァっと頬が赤く染まる。

「はぁ!?この変態っ…!」

「言わんとこのまま辛いんは岳人やで?」

そう言う間も忍足の愛撫は続き、はっきりとしない刺激に意識が朦朧としてくる。

「な、岳人…。上手に言えたら気持ち良くしたるで?」

耳元で囁かれれば限界。
もうどうなってもいい。

「…わって。もっと、さわっ…て!ゆ、ーし!」

「よく出来ました。」

するりと忍足の手が下着に入ってきて、直接ソレを握り上下に擦り上げる。
ダラダラと零れる先走りに恥じらいを感じながらも、もう何も考えられない。

「やっ、あ…ぁん!ひっ…いっちゃ…やぁぁ!」

一際大きい声を上げると呆気なく岳人は欲を放った。

「はっ…ぁ…」

くたりと力が抜けるのを感じ、岳人は目を閉じる。

つかれた。

もともと体力のない岳人。部活のあとにこんなことをされてはもうどこにも力が入らない。

「…堪忍岳人。」

「え…?」

忍足の大きくなったモノを押し付けられて岳人は目を丸くする。

「さ、わるだけって…!」

「堪忍…」

「やっゃ…ぁん!も、むり…!」
「力抜かな痛いで…」後ろに指があてがわれたのを感じ、思わず力を込めるも遠慮なくそれは侵入してきた。

「いっ…あ…」

痛みに顔を歪めるが、ゆるゆると指が動き回る度に揺れる腰を隠せない。

「はっ…ぁん…ゆ…しー」

とろりとした瞳に見つめられ忍足も我慢の限界がくる。

「っ…がく、入れるで…!」

「ゆう、し…あっあぁ…ん!」

指が引き抜かれ忍足自身の押し入ってくる感覚に思わず涙が零れた。

(いたい、いたい…なのにきもちいい)

「はっ…あ、がく…!」

切羽詰まった忍足の顔。
その顔が、どうしようもなく好き。

「ゆう…ゅーし…!あっぁ…やぁ…!」

頬を真っ赤にし、必死に自分の名前を叫ぶ岳人に忍足の律動も早まる。

「ひっ…あ、あ、あ…す、き…ゆうしっ…!」

「が、く…!」

「あっあぁ!も、ら…め…あああああ!」

忍足が最奥をついた瞬間、岳人は二度目欲を吐き出した。

「くっ…俺、も…」

「やっあ…ゆ、し…」

忍足もそれに続くように岳人の中に出す。

しばらくそのまま二人重なっていたが、忍足が出ていく感触に少し身震いをする。

「んっ…」

ドロリと忍足が吐き出したものが岳人の太ももを伝い落ちていった。

「すまんなぁ岳人…無理させてもうて…。」

「ほんとだよっ…!侑士のあほ!」

ぷぅと頬を膨らませる岳人の頭を撫でる。

「あほ…ばか…立てないし…。」

「おぶって帰るから。うち、泊まればええやん?」

「当たり前だろ!クソッ!」

忍足は宥めながら先ほど岳人が達する前に発した言葉を思い出す。

『す、き…』

(…ほんま、かわええ)

思わず微笑むと、何笑ってんだよ!と岳人に蹴られた。

「何でもあらへんよ、岳人。シャワー浴びよか?」

「ん。」

腕を伸ばす愛しい人を抱き上げシャワー室へ向かいながら、今夜はとことん甘やかしてやろうと誓った。


…………………………

エロが書きたい!
あんあん言う岳人が好きです。

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