No.1宇宙人襲来




この世に宇宙人がいると皆さんは信じますか?



私は信じません。いや、普通はいないのが常識



でも、その常識を人類は超えたのです
いたんです、宇宙人が



あ、でも私は信じません
だって、宇宙人が私達の学校を壊したのです



信じるより許せないのです
こんなのってあり得ないよ












No.1 宇宙人襲来

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「レーゼ........なんでこんなことをしたんだろう」
「わからない。でも、俺たちを排除しようとしてるのは間違いないな」
「風丸君........」
「それにしても酷いわね」

夏未ちゃんがサッカー部の看板を手にして呟く



確かにこれは酷い
サッカーボールで学校を破壊するなんて普通は出来ない



じゃ、彼らは普通ではないのだろうか?



私達はここにいても仕方ないため自分の家へと各自帰ることにした

「はぁ.........なんでこうなったんだろう」

フットボールフロンティアで優勝をした
でも、学校に着くとそこは破壊された学校に訳のわからない集団 ジェミニストームやそのキャプテンのレーゼだのわからないだらけだった

「宇宙人なんて.........いるはずないよ」
「1人でいると親が心配するんじゃない?」
「え.........」

後ろを振り返るとそこには1人の男の子がいた

「誰......」
「あ、ごめんね。えっと、俺は『基山ヒロト』って言うんだ。君は?」
「私は『風見祐奈』って言うの。基山君.......だっけ」
「うん。でも、俺のこと『ヒロト』でいいよ」

ヒロト君は私の隣に来て街を見る

なんだか不思議な子だ
私は暫く、ヒロト君の横顔を見つめていた

「なんか、気恥ずかしいな」
「え.........あ!ご、ごめんなさい//」
「いいよ。祐奈って呼んでもいいかな?」
「うん!」

それから私達は他愛ない話をしてから別れた


________


「風見祐奈か.........」

「また、会えるといいな」

俺と彼女は偶然知り合っただけ。もし、俺が『宇宙人』だって言ったら彼女はどう思うのかな





















(ヒロト君か.........変わった子だったなぁ〜)
(また、会えるかな?)



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