私はここにいるハズだ1/3
さて、そんなこんなで侑子さんのもとでバイトすることになった私霧咲夕暮です
ちなみにバイトは前の世界ではやったことがなかった
(兄さん達に...反対されてたし)
あの頃は兄さん達にとも仲良くやってた
そう思い出に浸りそうになったところで私は頭を振った
もう、ここには誰もいないのだと
最初に会ったうちの学校の生徒は四月一日君尋くんと言うようで学年は私の1つ上だった
私と同じようにバイトで、アヤカシも見えるらしい、それでいろいろとあったとか、なんとか
「ふわぁーあ」
今日はそのバイトになってから3日
私はただミセに訪れるだけで料理や掃除をしているのは実質、四月一日くんだった
1度いいのかわからなくて侑子さんに聞いたが
「いいのよー、ああいうのは四月一日に任せとけばー、四月一日!焼酎もういっぽん!」
と言われてしまった
四月一日君、ごめん
そしてありがとう
私は侑子さんにお酌をしたりするだけだった
いまだになぜ私をバイトにしたのかはわからないけど取り敢えず働いている
(....あの喋ってる黒い物体なに?)
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