私はここにいるハズだ
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「.....」

「.....」

私は黒い生き物と対峙していた






何でこうなったんだっけ?私はひとりで考えをめぐらした−−−







時は遡ること30分前。


もうすでに日課となっているバイトに来た


するといつもいるはずの侑子さんは不在


四月一日くんも今日は遅れているのか、はたまた侑子さんのお使いに行ったのか数分たっても来なかった


そんな中で私はいつもの間で前にも見た黒い生き物がいるのを発見した−−−







と、まあこんな感じかと私は考えるのを止めた
それと同時に


「お前はなんて言うんだ?」


と生き物に問いかけられた


やっぱり喋るんだと思いながらとりあえず自己紹介


「霧咲夕暮。この店のバイトになったの」


すると黒い生き物は口を開いてその口から言葉を吐き出した


「ふーん、クロナはクロナって言うの。よろしくな、夕暮




あ、でも「ダメよ、クロナ。」侑子」



クロナの後ろから抱きかかえたのはいつの間に帰ったのか侑子さんがいた



何がダメ何だろうか?



侑子さんの目はこちらを向いていた










(私はまだ何も知らない)





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