「ふははは、死にたい」



〜約1時間前〜


うわぁぁぁぁあああああー!!

やってしまった!!
せっかくのデートなのに待ち合わせ場所の反対方向の電車に乗ってしまうなんて!!

しかも特急に乗ってしまい
今から待ち合わせ場所まで50分かかるなんて!!

ありえない・・・・・・
死にたいです。


とりあえず、
ゆうたんにメールしなきゃ・・・


あ、携帯の充電がない・・・・・・
死んだ。


というわけで、
文頭に戻ります。



「ふははは、死にたい」



一応、待ち合わせ場所には着いたが
ゆうたんの姿が見えない。
あたりまえだ。

連絡もしないで約1時間も遅れたのだから。
泣きそう・・・



「はぁ、ゆうたんの家に行ってみよう・・・」

「・・・・・・名無し?」



ゆうたんの家に向かおうとした時
後ろから聞き慣れた声がかけられた。



「まったく何してんの」

「・・・ゆうたん、何で・・・」



背の低い私に合わせて少し屈んでくれるゆうたん。



「何ではこっちのセリフ。携帯繋がらないし、一応心配したんだよ」

「・・・帰ってるかと思った」

「名無しの事だし、また乗る電車間違えたのかなって思ったから」

「・・・ゆうたん・・・うぅ〜」

「はいはい、泣かないの。時間はいっぱいあるんだから遊ぼう」

「うん!」



私の頭をポンポンしてくれるゆうたん。




遅刻

これからはちゃんと電車確認しよう。

(優しすぎるゆうたん。大好きだ!)





















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この話、管理人の実話です。
あ、デートは違うけどww
50分でこの話書きました( ´艸`)








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