あ、そういえば思わず名前言っちゃったけど、トリップの事は内緒にしておいた方が良いのかな?

いや、いっそ潔く言っちゃった方が良いのか?
でも、きっと信じてくれないよなぁ。なにより、これ以上痛い子にはなりたくないし、黙っておこう。



「・・・あの、何で僕の名前知ってたんですか??」

「・・・・・・宇宙人だから?」

「・・・・・・・・・」



・・・止めて!そんな目で私を見ないで!!
痛い子だってことは十分わかってますから!!
だって、他にどうやって答えればいいかわかんなかったんだもん!!
しょうがないじゃないですか。



「お〜い!春ちゃん、ゆっきー、ゆうたん、要っち〜!!おっはよー!!」


あれは、千鶴くんではないか!!
まさか、この短時間で5人と会えるとは。
今日は大吉ですか?



「って、あれ?どちら様??」

「あ、千鶴。近づかない方がいいよ。怪しい人だから」



・・・ゆっきー・・・なんて正直者なの。
言葉のナイフが夏海ちゃんのガラスのハートにグサーッと刺さったよ。
でも、そんなゆっきーが一番大好きさ!!









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