「なんだよ、ゆっきー。女の子に対してそんな事、言っちゃダメなんだぞ。」
「だって、初対面なのに春の名前知ってたんだよ?」
「・・・・・・それは、確かに怪しいな」
「でしょ。で、何で知ってたの?」
「だから、私宇宙人ですから」
「「「「・・・・・・。」」」」
「え、マジで!?君めっちゃすごいじゃん!!」
「千鶴、うるさい」
はい、きました。この痛い子見る目。(一人除いて)
でも、普通知らない人が自分の名前知ってたら警察だよな。
私だったら、宇宙人とか言ってる怪しいやつ即警察だもん。
・・・・・・さて、どうしたものか。
やっぱり本当の事を言った方がいいのかな?
信じてもらえるかは別として。
「・・・今から本当の事言いますけど、信じてくれますか?」
「信じる信じないは内容による」
「ですよね〜。・・・・・・話すと長くなるんですけど、最初から話した方がいいですか?」
「当たり前だろ!」
「え〜と、じゃあ私は元気な産声で・・・」
「そこから!?」
「え、だって最初からって・・・」
「最初からが何で誕生からなんだよ。」
「普通そうでしょ。」
「いいから、何で春の名前を知ってたのか教えろ!!」
まったく要っちは、漫画・アニメと変わらず短気だなぁ。
まあ、他の4人も変わらずだけど。
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