ただやるだけじゃつまらないので負けたチームには罰ゲームをしてもらうことになりました!
罰ゲームの内容は勝ったチームが決めるということで。
公平なチーム分けの結果
ゆうたん、春ちゃん、要っち、まーちゃん。
ゆっきー、千鶴、私。
あれ、これ本当に公平なわけ?
ゆっきーと同じチームになれたのは、すごい嬉しいんだけど勝てる気がしないです。
だって、
「ゆっきー!絶対勝つぞー!!」
「おーー(棒読み)」
ゆっきーにやる気のやの字も見当たらないんですもん。
これで、どう勝てと?
ゆっきーにやる気があれば勝てると思うのだが・・・・・・
というか、上着を脱がす作戦はどこいったんだ?
あれ、ゆっきーの裸は??
「夏海!そっちにボールいったぞ!!」
千鶴の声で我に返り上を見上げればボールは目の前まできていた。
・・・って、ちょっと待って!
何の構えもしていなかった私は顔面でボールを受け止めた。
「・・・・・・っん・・・?」
目を開けると目の前には空とパラソル。
どうやらあのまま気絶してしまったみたいです。
「あ!試合は!?」
「・・・夏海が倒れたから中止になったよ」
「そっかぁ、中止か。って、ゆっきー!?」
隣から聞こえてきた声に振り向けば、
隣には愛しの祐希くんがいました。
私としたことがすぐに気づかなかった・・・! チクショウ!!←
「あれ、でも何でゆっきーここにいるの??」
少し離れた砂浜では、千鶴と要っちが追いかけっこ。
ゆうたんと春ちゃん、まーちゃんは砂のお城作りをしていた。
普段なら千鶴と一緒に要っちに追いかけられているのに、今は私の隣にいる。
不思議に思ってゆっきーのことをガン見してたら、
・・・はい。と冷たい水を渡してきた。
私の質問は無視ですか。
でも、水をくれたのがかなり嬉しいので無視したことは水に流します。
水だけにね!!(ドヤ)
「ゆっきーありがとう!家宝にする!!もう一生飲まない!!」
「いや、ちゃんと飲んでください」
Seaside
ちょっとした優しさ
(こういうちょっとしたところが大好きなんです!)
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