小話 | ナノ


となりの怪物くん
*固定主


「賢ちゃんだっこー
だっこだっこー」
「ハルにおんぶしてもらえ」
「賢ちゃんのだっこがいい」
「じゃあ あの女の膝借りろ」
「今は賢ちゃんな気分
賢ちゃんだっこー」

「   、ほら」


「   どうして名前で呼んでるんですか 」
「賢ちゃんのこと?」

「はいっ」

「幼馴染みだから」

「だったらハルくんやお兄さんも名前で呼ぶんじゃないんですか」

「そりゃあ そうだけど賢ちゃんは特別だから」

「え もももしかして恋ってやつですかっ」
「え 天使ちゃんヤマケンが好きなの!?」

「どどどこからわいて出たんですか!」

「夏目ちゃんと天使ちゃんあるとこに俺あり!」
「マーボくんやっほー」
「今日もちっちゃくてかわいいな天使ちゃん!」

「むっ で どーなんですか!」

「えー 話すのめんどい
長いから眠くなっちゃうなあ
そこら辺は賢ちゃんに聞いた方がわかりやすいよ ねー賢ちゃん」

「自分で話せ
俺が言ったら自画自賛だろ」
「賢ちゃんはナルシストだから大丈夫だよ」
「降ろすぞ」
「ごめんごめん でも嘘じゃないよ」





(結局なんなんですか)
(賢ちゃんはわたしの王子様だよ)


恋愛感情はゼロです
この子書いてて楽しい


20120909*



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