青城と出会う2
『ねぇねぇ親治くんっ!はい、アーン!』
「い、いえ…あの、あの…」
『ん?あ、もしかしてグラタン嫌い?』
「いや、そうじゃなくて…その…」
「名前ちゃんっ!俺に!俺にして!」
『は?あんたと間接キスするくらないなら、地面とキスした方がましよ。だいたいなんでこんな大人数になってるんですか?』
「あー…その…わりぃな、なんか…渡と二人が良かったんだよな?」
『え…いや、その…別にエース君が謝ることじゃ…』
「いや、うちのクソキャプテンが迷惑かけてんだ。謝らなきゃなんねぇのは俺らの方だよ」
『えっと…名前聞いてもいいかな?』
「ん?ああ、岩泉だよ。岩泉一」
『岩泉くんね。苗字名前です』
「俺は徹!及川徹!徹って呼n『クソ川くんね』…泣いてもいい?」
『そちらは?』
「花巻貴大です」
「松川一静でーす」
「国見英です」
「き、金田一勇太郎です」
『はいはい。どうぞ皆様よろしくしないで下さい』
「清々しいほど本音だな」
『あ!親治くんは違うからね!!私と近く離れずの関係を作っていこうねっ!!』
「えっ!?あ、え、えっと…」
『あああああっ!!初々しい反応が可愛いっ!!(ギュッ)』
「ええええええ!?は、はなし、離してくだ!くだ!」
「ダメええええ!!渡っちにハグなんてしちゃダメええええ!!」
『ああっ!!おいごらあああああ!!離せやボケがあああ!!邪魔すんなクソがあああああああ!!!!』
「いたっ!痛いよ!名前ちゃん!!」
『勝手に人のこと呼び捨てにすんな!!禿げろ!!』
「お、俺のHPはもぅ0だよ…」
「…苗字、」
『なに?岩泉くん?』
「お前女なんだからちっとは言葉づかいに気ぃつけろ。あと…そんなホイホイ男に抱き付くな」
『…』
「もしそれで、相手を勘違いさせても文句言えねぇんだぞ?分かったな?」
『…は、い』
“初怒られる”
(…なんか、なんか岩ちゃんと名前ちゃんが…なんか、なんかっ!!)
(マネちゃんも岩泉相手だとなんか大人しいな)
(流石俺たちの副キャプテンだな)
(キャプテンがこんなだからな)
(…HP…もはやマイナス…)
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