StP side:Y

04


 夏弥が藻掻くと、だんだん掛け布団が肌蹴ていって、夏弥の白い胸が露わになっていく。
 ぷくりと勃ち上がったピンク色の乳首が、また僕をいやらしく誘う。

「ぁふ…っ、は、ン…っ、ゃ、やめろ…触んなぁ…っ」
「そんなこと言って。おっぱいは舐めてってオネダリしてるよ?」

 ほら、と硬くなった乳首の先を、親指の腹で擦ってやる。
 ぷるぷる、と夏弥は切なげに躯を震わせた。

「ふぁッ…あ、ぁっ、…」
「夏弥はおっぱいが大好きだねぇ。腰も痛いだろうし、おっぱいだけにしよっか?」
「や、あっ…、ゃ、だ、やめ…っ」

 果たして何が嫌なのか僕は測りかねる。お薬が切れて触られること自体なのか、それとも乳首しか触らないことなのか。
 夏弥は素直じゃない上にとてもえっちだから、どちらでも有り得る。

 ぬるぬると指を秘孔まで這わせ、ヒクつくそこを撫でながら、小さな乳首に舌を這わせる。

「ふにゃっ、ゃ、ああっ…!」
「ふふ。硬くしちゃって、可愛い」

 舌触りを楽しみながら、いやらしく誘う秘孔に指の先を少しだけ抜き差しした。
 お薬で滑りが良くなり、散々のエッチで緩んだそこは、僕の指をもの欲しげに音を立ててしゃぶる。

 そんないやらしい夏弥が、僕は愛しくて堪らない。

「ああ、いいよ、夏弥…。夏弥のえっちなところ見てるだけで、僕も気持ち良くなれそう…」

 くちゅっ、くちゅっ

「ぁ、あ、あ、やあ…ッ」

 夏弥の腰が揺れて、時折痛みにびくりと動きを止めて、それでもまた揺れる。

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