Stalk to Pleasure

08


 尻を両手で支えられ、腰を突き上げて、夏弥の躯が浮くくらい激しく揺さぶられる。

 ずちゅっ、ずちゅっ、ずちゅっ!
「ひあっ! あッあッあッ! やぁあ! あっ! あぁあっ!」

 奥まで咥え込んだ状態から、更に突かれる感じ。

――やばっ…、…き、きもち、ぃ…っ!

 躯中を支配する快楽に、夏弥は夢中になってしまった。
 少しでも抜かれると、奥にもっともっと欲しくなる。
 腕の中に抱いた洋介の頭を胸に押し付け、より深く繋がろうとする。
 その思惑に気付いたのか、洋介が笑ったのが判った。

「キモチ、い…?」

 夏弥はもはや何も考えられず、クスリに蕩かされ、暗い視界の中で、ただただ快感だけを貪り、近い体温に縋った。

「ぁあっ…あッ…ァっ…きもちぃ…っ、きもちぃよぉ…ッ!」
「ふふ。やっぱり夏弥は最高だよ…!」
「あふっ…あ、ぁあ…っ、もっと…あああっ、あぁん…っ、ん、ぅ…もっとぉ…ッ!」
「あげるよ…っ! ずっとずっと、あげる…っ!」

 再び布団に雪崩れ込み、より激しく腰を打ちつけられて、夏弥は白濁と一緒に、意識も飛ばした。

- 58 -
[*前] | [次#]

『雑多状況』目次へ / 品書へ


 
 
×
「#エロ」のBL小説を読む
BL小説 BLove
- ナノ -