君との関係

07



「ゃ…ッ、やだ、やめろよ、マジそれないって…ッ」

 青い顔で、ペ○スまで力をなくしている。俺はその柔らかくなったペ○スを扱きながら、片方の手でア○ルをぐにぐにと刺激した。

「知ってるんだろ。大いにアリだよ」
「おっ、俺はナシなんだよ!」
「俺はアリなんだよ」

 真剣な声で言うと、まだ青い顔のまま、大成が俺を見上げる。
 赤ん坊みたいに握った手は顔の横で、抵抗する兆しはない。

「ここまで来たから言っちゃうけど。ずっと、こうしたかった」
「――へ、ヘイ、それって」

 ぐぐっ、と中指が泪のヌメリを借りて、ア○ルに埋まっていく。

「ぅぎ、い、ぃ…っ!」
「すげ、締まる…」
「や、ぁ、あ…っ!」

 狭い入り口を何度も抜き挿しする。次第に少しずつ、大成の躯が慣れ始める。指を増やし、繰り返す。

 少しでも大成の負担を減らしてやりたいなんて、こんな場違いな状況で思う。

「んぁ…っ、ぁ、ア、ゃめ、んんぅ…っ、へ、たぁ…っ」

 大成が『平太』と呼ぶのを久々に聞いた。

――なんか、すげー煽られるんスけど…。

 行き場のない手が、毛足の短い絨毯を懸命に掴む。だが、痛みはあまりなさそうだ。

「…いい? 大成…」
「やだ…やだ…」

 涙を流しながらやっぱり大成は拒絶する。
 しかしここまで来て、俺も引けない。

「ヨくしてやるから」

 指を抜き、自身にコンドームを被せる。いきなりナマは大成を思うと出来なかった。

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